ワームホールが約331億円の資金調達、Wormhole Labs設立も

ワームホールが約331億円の資金調達

クロスチェーンプロトコル「ワームホール(Wormhole)」が、2億2,500万ドル(約331億円)の資金調達を11月29日発表した。これにより評価額25億ドル(約3,676億円)にて資金調達ラウンドは終了したとのこと。

発表によると同ラウンドに参加したのは、レヴァンハワード(Brevan Howard)、コインベースベンチャーズ(Coinbase Ventures)、マルチコインキャピタル(Multicoin Capital)、ジャンプトレーディング(Jump Trading)、パラファイ(ParaFi)、ダイアレクティック(Dialectic)、ボーダーレスキャピタル(Borderless Capital)、アリントンキャピタル(Arrington Capital)らとのこと。

なおワームホールは先日まで、ジャンプトレーディングのデジタル資産部門でブロックチェーンインフラ開発企業のジャンプクリプト(Jump Crypto)に属していた。ジャンプトレーディングの事業縮小によりワームホールは独立した事業体として運営されることになった。

また「ワームホール」を管理するワームホール財団(Wormhole Foundation)は、新たにワームホールラボ(Wormhole Labs)の設立を発表した。

ワームホールラボは、「ワームホール」とクロスチェーンの活動と開発の成長を支援する製品やツールの構築を専門とする企業になるという。なお資金調達と同日に、ワームホール財団からワームホールラボに対し、コア開発者助成金を授与したことも発表されている。

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参考:ワームホールワームホール財団
images:iStocks/BadBrother

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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