マークザッカーバーグ氏が米下院公聴会に参加へ、Binanceが人民元建てOTC取引を開始、LayerXが「Ethereum Foundation Grants Program」に採択などのブロックチェーン・仮想通貨ニュース解説

ラジオ「あたらしい経済ニュース」では、ブロックチェーン・仮想通貨・トークンエコノミーについての最新ニュースの解説を編集部メンバーが平日毎日ラジオ音声でお届けします。またニュースの要点をまとめたトピックスも掲載していますので、ぜひとも1日のニュースのチェックにご活用ください(ラジオの再生はページ下部参照)。

マークザッカーバーグ氏が10月23日に米下院の公聴会に参加することが明らかに

・Facebookの会長兼CEOであるマーク・ザッカーバーグ氏が10月23日に公聴会に参加することを、米下院金融委員会が発表

・公聴会のタイトルは「An Examination of Facebook and Its Impact on the Financial Services and Housing Sectors」日本語訳をすると、FacebookとFacebookが与える金融業界や住宅業界へのインパクトの調査」である

・公聴会は、10月23日水曜日の朝10時(現地時間)に予定されている

Binanceが人民元建てOTC取引を開始、Wechat、Alipayと連携

・仮想通貨取引所バイナンス(Binance)の中国人民元(CNY)建てのOTC取引を開始

・取り扱い通貨は、BTC・ETH・USDTとの3銘柄

・また人民元のチャージにAlipayやWeChat Payからの入金が可能であることが明らかになった

・バイナンスCEOのCZ(ジャオ・チャンポン氏)がTwitterアカウントにて、その情報について肯定をした

・現在OTC取引が利用できるのは、android版アプリでかつ、最低30日以上のアカウント保有者とのこと、順次iOSなどに展開される予定

LayerXによるCBC Casperの研究が評価され「Ethereum Foundation Grants Program」に採択

・株式会社LayerXがCBC Casperの研究を評価され、Ethereum Foundationが運営する「Ethereum Foundation Grants Program」に、日本初の採択がされた

・CBC Casperとは、Ethereumコミュニティで提案された合意形成プロトコル及び、それをベースにしたProof of Stake (PoS) プロトコル。Ethereum創始者のVitalik氏をはじめ、様々な研究者がEthereumへの将来的な導入を期待している

・LayerXの R&D エンジニア/ CBC Casperのコアリサーチャーの中村氏は「Ethereumのエコシステムに多大な貢献をしてきた他のチームと並んで、今回Grants Programに採択いただけたことは大変光栄です。私はコンセンサスアルゴリズムやPoSの研究は5, 10年後の将来のためだけではなく、たくさんの人の資産を預かる今日・明日のブロックチェーンのための研究だと思っており、その中でもとりわけ大きなポテンシャルを秘めるCBC Casperの研究を通して、ブロックチェーンによる社会課題の解決の一助を担いたいです。」とコメントしている

JCBと富士通がデジタルアイデンティティー領域における共同研究を開始

・株式会社ジェーシービーと富士通株式会社が、自己主権型/分散型アイデンティティー領域において、共同研究を開始したことを発表

・自己主権型/分散型アイデンティティーとは、事業者などの第三者から提供されたID情報(アイデンティティー)を本人の意思で安全に開示することができる仕組みのこと

・JCBの決済・認証に関する知見と、富士通のブロックチェーン技術をはじめとするテクノロジーを活用し、オンライン取引などを行っている複数の事業者が持つユーザーID情報を、安全に流通・連携できる自己主権型/分散型アイデンティティープラットフォームの共同開発の検討と、プラットフォームを活用した新サービスやビジネスモデルの検討を開始したとのこと

・実施時期については、10月10日から1年間を予定している

Devcon5 Osaka 3日目イベント音声レポートスペシャルインタビュー

・Node Tokyo/East Node Founder 大日方 祐介氏

・株式会社Coin Post 広報部/PR Dept. 中辻 諒氏


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(images:iStock / artsstock)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。 これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ソラナ(Solana)を基盤とするETF(上場投資信託)の上場申請を、米国証券取引委員会(SEC)に提出したと11月21日発表した。なおこの申請は、株式取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)を通じて行われたとのこと。またビットワイズは発表上で同商品についてETP(上場取引型金融商品)と記載している