SBIホールディングスがマイナビと資本業務提携、web3領域の協業も

SBIとマイナビが事本業務提携でweb3領域の協業も

SBIホールディングスが、マイナビとの資本業務提携を11月13日発表した。SBIグループはマイナビの発行済株式総数の10.59%を取得したという(今年10月31日時点の発行済み株式総数に対する割合)。

発表によると業務提携の内容は、「両社グループのネットワーク活用による双方の収益機会の拡大」、「両社グループで共通する子会社相互間の連携や補完による成長の加速」、「新領域における協業による事業機会の創出」が挙げられている。

その中で「新領域における協業による事業機会の創出」では、両社グループの顧客に対する、より付加価値の高いサービス提供のためのデータ活用・サービス連携・Web3領域などにおける協業と、マイナビグループの海外戦略実現に向けたSBIグループの海外ネットワークの活用などによる新たな事業機会創出の検討推進をするとのことだ。

なお「両社グループのネットワーク活用による双方の収益機会の拡大」では、SBIグループの提携先地域金融機関ネットワークや、SBIグループの金融法人並びに事業法人ネットワークを活用したマイナビグループ人材関連事業の支援、マイナビグループ運営メディアとSBIグループとの連携等による双方の収益機会の拡大を行うという。

また「両社グループで共通する子会社相互間の連携や補完による成長の加速」では、金融関連領域、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)領域などにおいて、関連性を有する両社グループの様々なグループ会社相互間での連携や補完による成長の加速を行うとのことだ。

SBIホールディングスは9日、Web3やメタバースへ投資する1,000億円規模の「SBIデジタルスペースファンド」の運用開始と、アラブ首長国連邦(UAE)にてデジタル資産分野へ投資する合弁会社をSCベンチャーズ(SC Ventures)と設立することを発表していた。

なおSCベンチャーズは、世界的な総合金融グループである英スタンダードチャータード銀行(Standard Chartered Bank)のフィンテック・ベンチャー投資部門だ。

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参考:SBI
images:iStocks/ismagilov

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。