韓国SKテレコムがアプトスラボと提携、Tウォレット強化へ

Web3ウォレット強化へ

韓国の大手通信企業「SKテレコム(SK Telecom/SKT)」が、レイヤー1ブロックチェーン開発のアプトスラボ(Aptos Labs)及び同社技術パートナーのアトムリグスラボ(Atomrigs Lab)と三者契約を締結したと11月7日発表した。

SKテレコムは今回の連携を、ユーザーが好むメインネットや分散型アプリケーション(dApps)との提携を強化するための戦略的な動きだと説明。

またこの提携によりSKテレコムは、同社開発のWeb3ウォレット「Tウォレット」の強化に重点を置くという。

SKテレコムが10月に発表した「Tウォレット」はトークンの保管や、クリプトクオント提供のオンチェーン分析ツールにアクセスできるブロックチェーンベースのスマホアプリだ。

「Tウォレット」は、機関向けではなく一般ユーザー向けに提供され、一般ユーザーによるブロックチェーン技術やオンチェーンデータへのアクセス障壁を下げる狙いがあるという。

「SKテレコム」は今年8月、ポリゴンラボ(Polygon)と提携し、「SKテレコム」提供のNFTマーケットプレイス「トップポート(TopPort)」にポリゴンブロックチェーンを統合することを発表している。

イーサリアム仮想マシン(EVM)以外のブロックチェーンの統合としてはアプトスが初だ。

アプトスの共同設立者兼最高技術責任者(CTO)のエイブリー・チン(Avery Ching)氏は、Xにて「ムーブ、秒以下のレイテンシー、クラス最高のスループット、エンタープライズ・グレードのオペレーションを通じ、新しいクラスのインターネット体験を提供することを楽しみにしている」と述べている。

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参考:SKテレコム
images:iStoks/angel_nt

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この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

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