オーケーコインジャパン、テゾス(XTZ)のステーキングサービス提供へ。TZ APACとの提携も

オーケーコインジャパンがXTZのステーキングサービス提供へ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所OKCoinJapan(オーケーコインジャパン)が、暗号資産テゾス(XTZ)のステーキングサービス提供予定を11月1日発表した。11月8日17:00より同サービス対応銘柄にXTZが追加されるとのこと。

なおXTZのステーキングサービス対応にあたりオーケーコインジャパンは、テゾス及びWeb3エコシステムの支援を行うTZ APACとパートナーシップを締結し、テゾスネットワーク内のコーポレートベイカー(Corporate Baker)に参加したとのこと。コーポレートベイカーは最低6,000XTZをステーキングしテゾスのバリデータの運営を行いネットワークの検証を行う(デリゲートも可能)。オーケーコインジャパンは、テゾスエコシステムでは30番目のコーポレートベイカーだという。

なおオーケーコインジャパンのステーキングサービスでは、アイオーエスティー(IOST)、トロン(TRX)、パレットトークン(PLT)、ジリカ(ZIL)の4銘柄目を提供しており、XTZは5銘柄目のサポートとなる。

オーケーコインジャパンではXTZの取り扱いを今年1月から開始している。

オーケーコインジャパン提供のステーキングサービスでは、ロック期間の制限がない「フレキシブルプラン」と、60日もしくは90日のロック期間がある「定期プラン」がある。それぞれXTZのステーキング最小申請数量は10XTZとなっている。

なおXTZのステーキングによる報酬の推定年率は、フレキシブル1.88%、60日3.88%、90日5.88%となるようだ。ただし、これらの推定年率はステーキング状況によって変更になる場合があるとのことだ。

ステーキングとは、「バリデーター」と呼ばれるユーザーが、対象となる暗号資産を一定量保有(ロック)することで取引記録のブロック生成プロセスに参加し、報酬を得る行為のこと。暗号資産取引所が提供するステーキングサービスは、ユーザーからトークンをプールに集め、ネットワークにまとめて預け入れる形式をとる。そのためユーザーはステーキング参加に本来必要な暗号資産保有量を持たなくとも、少額でステーキング報酬が得られる。

なおステーキングは、コンセンサスアルゴリズムの「PoS(プルーフ・オブ・ステーク)」を採用するブロックチェーンで実行が可能となっている。コンセンサスアルゴリズムとは、暗号資産のブロックを追加する際の合意形成のアルゴリズムである。

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参考:オーケーコインジャパンTezos Agora Wiki
images:iStocks/BSVIT・royyimzy・NeoLeo

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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