バイナンスにTIA上場へ
大手海外暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、暗号資産セレスティア:Celestia(TIA)の取り扱い予定を10月30日発表した。
TIAは現物取引にて、10月31日16:00(日本時間:11月1日1:00)より取り扱いが開始され、取引ペアはTIA/BTC、TIA/USDT、TIA/TRYがサポートされるという。また出金については11月1日16:00(日本時間:2日1:00)より対応が開始されるとのこと。
なおTIAは、上場している他のトークンよりも高いボラティリティと高いリスクをもたらす可能性のあるトークンを表す「シードタグ」が適用されている。「シードタグ」が適用されているトークンを取引するには、バイナンススポットまたはバイナンスマージンプラットフォームにて90日ごとに対応するクイズに合格し、利用規約に同意する必要があるとのこと。
セレスティアとは
セレスティアは、データ可用性(DA)を向上させるモジュラー型ブロックチェーンネットワークだ。誰でも簡単に独自ブロックチェーンの立ち上げが可能とのこと。なおセレスティアのメインネットは今月31日にローンチされており、またローンチと同時にジェネシスドロップとしてネットワークへの早期貢献者に対して、総供給量の6%となる合計6,000万TIAがエアドロップされる予定となっている。
またセレスティアは今月25日、独自ブロックチェーンの構築をサポートするオフチェーンラボ(Offchain Labs)提供のツールパッケージ「アービトラムオービット(Arbitrum Orbit)」に統合された。
これにより現在「アービトラムオービット」を用いて作成したブロックチェーンでは、ブロックチェーンデータを「アービトラムワン(Arbitrum One)」や「アービトラムノヴァ(Arbitrum Nova)」に加えて「セレスティア」に公開することがオプションで選択できるようになっている。
なおデータ可用性(DA)とは、処理中のブロックに含まれるデータを閲覧可能にする機能のこと。これによりコンセンサスに達していない処理を正当であるか検証でき、無効なトランザクションを含んだブロックがファイナリティに達してしまうことが防止できる。
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参考:バイナンス
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