プレイシンクが「トレサカ Jリーグ」の新NFTカードをリリース
ブロックチェーンゲーム「Jリーグトレーディングサッカー(略称:トレサカJリーグ)」の新シリーズ「2023 2nd Series」がリリースされた。同ゲームを運営する国内web3関連企業のプレイシンクが、10月26日発表した。
「トレサカJリーグ」は、日本初のJリーグオフィシャルライセンスが許諾されたサッカークラブ経営シミュレーションゲーム。1000人以上の選手が実名実写で登場する。従来のソーシャルゲーム同様に、基本無料ですぐにプレイすることが可能である。
同ゲームは、ゲーム内のパック販売から購入できるLIMITED選手を育成してNFT化することで、NFT選手カードにできる。そのNFT選手カードを他のユーザーから入手することで、実際のサッカーの移籍のようにその選手は自分のクラブ所属の選手となり、試合に出場させられるのが特徴だ。
今回リリースされた「2023 2nd Series」では、約120名の選手が新バージョンとしてゲームに登場するという。同シリーズは、9月15日付の登録選手リストを基に構成されており、海外リーグから2023明治安田生命J1リーグおよびJ2リーグのクラブに新加入した選手など、この夏の移籍市場の結果が反映されているとのことだ。
なお「トレサカJリーグ」においては、2023明治安田生命J1リーグおよびJ2リーグに所属する全40クラブのシーズン開幕時の選手情報を使用した「2023 1st Series」を販売していたが、今回の「2023 2nd Series」の販売開始に伴い、「2023 1st Series」のゲーム内での販売は終了になったとのこと。
ただし、過去シリーズの選手は、NFTマーケットプレイスである「LINE NFT」での売買は引き続き可能とのことだ。
なお発表によると「2023 2nd Series」の登場を記念して、10月26日より総額30万Pontaポイントをプレゼントする他、抽選で購入金額の100パーセントがPontaポイントで還元される記念企画が開催されるとのことだ。
「トレサカJリーグ」は9月20日よりPontaサービス対応を開始している。それによりPontaWebまたはau IDで同ゲームにログインすることで、ゲーム内決済でPontaポイントが使えるようになっている。クレジットカード決済だけではなく、Pontaポイントで新シリーズの選手カードの獲得が可能とのことだ。
プレイシンクは今年7月、共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティングとWeb3事業の共同推進に関する業務提携契約を締結。両社でPontaの利用者アカウントをWeb3サービスに対応するプラットフォームの構築を予定している。
また両社は、共同で立ち上げる新規のコンソーシアムチェーンに、アバランチ(Avalanche)のサブネットを採用することを8月に発表している。
なお「トレサカJリーグ」は、これらWeb3共同事業の一環として、両社が立ち上げる新しいWeb3プラットフォームを利用した展開を進めていく予定とのことだ。
プレイシンクは9月15日、G2 Studios(ジーツースタジオ)とのWeb3共同事業推進を目的とした事業提携を発表。これによりプレイシンクは、「トレサカJリーグ」の運営をG2 Studiosに委託するとしていた。
G2 Studiosは、スマートフォン向けゲームアプリの企画・開発・運営を行う国内企業。IT人材事業を運営するギークスの100%子会社だ。
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参考:プレイシンク
デザイン:一本寿和
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