ビットメイン、Aleoブロックチェーン用マイニングリグ発表
マイニング機器の製造販売を行う企業ビットメイン(Bitmain)が、プライバシーを重視したブロックチェーン「アレオ(Aleo)」に対応した新しいマイニング機器を10月23日に発表した。
「アレオ」はゼロ知識証明(zero-knowledge proof:zkp)を活用することで、プライバシーを重視したアプリケーションを構築するための開発者向けプラットフォームを提供するレイヤー1ブロックチェーンプロジェクト。同プロジェクトでは、プログラミング言語のRustからインスピレーションを開発されたLeo言語でのアプリケーション開発をサポートするとのこと。
なお「アレオ」のプルーフ・オブ・ワーク(PoW:Proof of Work)ネットワークは現在テストネット環境であり、完全には稼働を開始していない。
同プロジェクトは、2021年4月にアンドリーセン・ホロヴィッツ(a16z)が主導するシリーズAラウンドで2800万ドルの資金調達を成功。2022年2月にはシリーズBラウンドの資金調達でソフトバンクグループの「SoftBank Vision Fund 2」と「Kora Management」主導のもと2億ドルを調達している。
ビットメインは過去数か月いくつかの新製品を発表してきた。具体的には7月下旬にはファイルコイン:Filecoin(FIL)のマイニングリグ、8月にはカスパ:Kaspa(KAS)のマイニングリグ出荷とモネロ:Monero(XMR)のマイニングリグを発表しており、最近次世代のビットコインマイニングリグも発表している。
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参考:ビットメインリリース
デザイン:一本寿和
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