CosmosエコシステムにBTC流動性が導入へ
分散型ノンカストディアル型ビットコイン(BTC)ブリッジを提供するノミック(Nomic)が、コスモス(Cosmos)エコシステム内でのBTCの流動性導入予定を10月3日発表した。
ノミックは、BTCをコスモスのIBC(ブロックチェーン間通信プロトコル)に対応したトークン「nBTC」にブリッジすることで、コスモス系のブロックチェーンにBTCの流動性を持ちこむとしている。なお「nBTC」はBTCに価格が裏付けされたトークンとなる。
発表によると「nBTC」へのブリッジ対応は、ノミックによる「nBTCインターチェーンアップグレード」が有効化される10月30日になる予定とのことだ。
なお「nBTC」は、コスモス系DEXのオズモシス(Osmosis)が対応予定とのこと。同Dapps(分散型アプリケーション)でBTCを直接入出金できる機能が追加されるという。
またオズモシス以外にも、同じくコスモスエコシステムのDeFiプロトコルのクジラ(Kujira)やレヴァナ(Levana)においてもBTCの直接入金が可能になるとのことだ。
関連ニュース
- ポルカドット(DOT)エコシステム、コスモス(ATOM)のインターチェーンに参加へ
- テザー「USDT」、コスモス系「Kava」上に発行へ
- レプリケーティッドセキュリティ初採用、コスモス(ATOM)ベースチェーン「Neutron」ローンチ
- USDCがコスモス(ATOM)エコシステムに「Noble」でネイティブ対応へ
- コスモス(ATOM)の「Cosmos Hub」、「Lambda」アップグレード明日実施へ
参考:ノミック
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Chiemi-Kumitani・LongQuattro