国内初、オーケーコインジャパンにスイ(SUI)上場へ

オーケーコインジャパンにSUI上場へ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所オーケーコインジャパン(OKCoinJapan)が、暗号資産スイ(SUI)の取り扱い予定を9月28日発表した。取り扱い開始は10月中旬になるとのこと。

なお予定通りオーケーコインジャパンにSUIが上場すれば、国内初の事例となる。

現時点の発表によると同取引所におけるSUIの取り扱いサービスは、入出庫・販売所・積立になるという。

その他詳細な日程が確定次第、改めて通知されるとのことだ。

オーケーコインジャパンにSUIが上場すれば、同取引所での取り扱い暗号資産は合計で31銘柄となる。

現在同取引所では、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)、リスク(LSK)、オーケービー(OKB)、アイオーエスティー(IOST)、エンジンコイン(ENJ)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、トロン(TRX)、クアンタム(QTUM)、パレットトークン(PLT)、アバランチ(AVAX)、ステラルーメン(XLM)、カルダノ(ADA)、ディープコイン(DEP)、ポルカドット(DOT)、ジリカ(ZIL)、テゾス(XTZ)、エフィニティトークン(EFI)、シバイヌ(SHIB)、サンド(SAND)、ポリゴン(MATIC)、ダイ(DAI)、ファイルコイン(FIL)、アービトラム(ARB)、アスター(ASTR)、フィナンシェトークン(FNCT)の取引が行われている。

スイ(SUI)とは

スイは、Meta(メタ)のブロックチェーン研究開発部門であるDiem(ディエム)の元リードエンジニアたちによって設立されたMysten Labs(ミステンラボ)開発のブロックチェーン。高い処理性能による高速なトランザクションと低い手数料で利用できることから高く評価されている。なおスイは、今年5月3日にメインネットがローンチしている。

ちなみにスイは、ディエム開発の開発言語「Move(ムーブ)」を採用している。またスイの他に、Diemの開発チームに所属していた元メンバーによって開発されているL1ブロックチェーン「Aptos(アプトス)」でも、スイと同じく開発言語には「Move」が採用されている。

またスイブロックチェーンを利用する際に必要なガス代などに利用されるネイティブトークン「SUI」もブロックチェーンのローンチに合わせ発行されており、大手暗号資産取引所Binance(バイナンス)で実施されたローンチパッドには40億ドル以上のトークンがステークされた。

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参考:オーケーコインジャパン
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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