コイントレード、イーサリアム(ETH)のステーキングサービス提供開始

コイントレードがETHのステーキングサービス提供開始

国内暗号資産(仮想通貨)取引所「CoinTrade」(コイントレード)提供のステーキングサービス「コイントレードステーク(CoinTradeStake)」にて、暗号資産イーサリアム(ETH)の取り扱いが開始した。同取引所運営のマーキュリーが9月27日発表した。

発表によるとETHのステーキングによる想定年率は3.2%になるとのこと。最小申込数量は0.05ETHからとなっており、ロック期間は90日に設定されている。

ステーキングとは、「バリデーター」と呼ばれるユーザーが、対象となる暗号資産を一定量保有(ロック)することで取引記録のブロック生成プロセスに参加し、報酬を得る行為のことだ。コンセンサスアルゴリズムの「PoS(プルーフ・オブ・ステーク)」を採用するブロックチェーンで実行が可能となっている。なおコンセンサスアルゴリズムとは、暗号資産のブロックを追加する際の合意形成のアルゴリズムである。

暗号資産取引所が提供するステーキングサービスは、ユーザーからトークンをプールに集め、ネットワークにまとめて預け入れる形式をとる。そのためユーザーはステーキング参加に本来必要な暗号資産保有量を持たなくとも、少額でステーキング報酬が得られる。

今回のETH取り扱い開始により「コイントレードステーク」では、合計9銘柄の暗号資産をサポートすることになった。

現在「コイントレードステーク」ではETHの他、パレットトークン(PLT)、アイオーエスティー(IOST)、ポルカドット(DOT)、カルダノ(ADA)、テゾス(XTZ)、ポリゴン(MATIC)、ヘデラ(HBAR)、ニア(NEAR)が取り扱われている。

またコイントレードの暗号資産販売所においては、、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)、カルダノ(ADA)、パレットトークン(PLT)、アイオーエスティー(IOST)、ポルカドット(DOT)、テゾス(XTZ)、ヘデラ(HBAR)、アバランチ(AVAX)、ポリゴン(MATIC)、ニア(NEAR)の14銘柄が取り扱われている。

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参考:コイントレード
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Lidiia-Moor

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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