米サークルのユーロステーブルコイン「EURC」、ステラネットワーク(XLM)に対応

ユーロステーブルコイン「EURC」がステラネットワーク(XLM)に対応

米サークル(Circle)発行のユーロ建てステーブルコイン「EURC」が、ステラネットワーク(Stellar Network)上で利用可能になった。サークルおよびステラ開発財団(Stellar Development Foundation:SDF)が9月26日発表している。

なお「EURC」は以前、「ユーロコイン:Euro Coin」の名称でティッカーシンボルは「EUROC」であったが、この旧名は段階的に廃止されている。

「EURC」は、サークルが発行する「USDC(USD Coin)」と同じく法定通貨に100%裏付けされたステーブルコインとのこと。1:1の割合で「EURC」とユーロ(EUR)の交換が可能だ。

サークルによると、ラテンアメリカの大手暗号資産(仮想通貨)関連企業で、スペインにも進出しているリピオ(Ripio)が、すでに自社のウォレットアプリにステラ上の「EURC」を追加しているとのことだ。

なお現在「EURC」はステラの他に、イーサリアム(Ethereum)とアバランチ(Avalanche)に対応している。

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参考:サークル
デザイン:一本寿和
images:iStocks/agcuesta

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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