バイナンスNFT、ポリゴンのサポート終了へ

Binance NFTがPolygonのサポート終了へ

バイナンス(Binance)が、同社運営のNFTマーケットプレイス「バイナンスNFT(Binance NFT)」において、ポリゴン(Polygon/MATIC)ブロックチェーンのサポートを終了することを9月8日発表した。また併せて、ザ・サンドボックス(The Sandbox)NFTのステーキングプログラム終了も発表されている。

「バイナンスNFT」は2021年にローンチしたNFTマーケットプレイス。「バイナンスNFT」では取引所「Binance.com」と同じアカウントシステムを採用しており、ユーザーは他の同社サービスと同様にマーケットプレイスを利用できる。

ポリゴンのサポート終了について

発表によると「バイナンスNFT」は今月26日6:00(UTC)より、ポリゴンのサポートを終了するとのこと。これによりユーザーは「バイナンスNFT」でポリゴン上のNFTの購入、入金、オファー、リストができなくなるとのこと。

そして終了対象となるポリゴン上のNFTは、同月2:00(UTC)以降にユーザーのアカウントへ送られるという。ユーザーはそのNFTを12月31日23:59(UTC)までに「バイナンスNFT」から引き出す必要があるという。なお詳細については改めて後日発表されるとのことだ。

なお「バイナンスNFT」はポリゴンの他に、「BNBスマートチェーン(BSC)」、「イーサリアム(ETH)」、ビットコインNFT「オーディナルズ」に対応している。

ザ・サンドボックスNFTのステーキングプログラム終了について

「バイナンスNFT」は今月26日6:00(UTC)に、ザ・サンドボックスNFTのステーキングプログラムを中止し、ステーキングされている全てのNFTを今月27日(UTC)に自動的に解除するとのこと。そして28日2:00(UTC)以降、ユーザーのバイナンスアカウントへNFTを返却するという。

このプログラムでは、ステーキング報酬としてザ・サンドボックのネイティブトークンSANDを毎日獲得でき、最終日の報酬も28日2:00(UTC)以降にユーザーのウォレットへ配布されるとのこと。

バイナンスはプログラム終了について「この決定は、慎重な検討と評価を経て下されたもので、バイナンスNFTでの製品提供を合理化する為の継続的な取り組みの一環です」と発表にて説明している。

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参考:バイナンス
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Arkadiusz-Warguła・artacet

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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