スカイランド、ETFのオンチェーン取引プラットフォーム「Cindex」へ出資

SkylandがCindexへ出資

ベンチャーキャピタルファンドのスカイランドベンチャーズ(Skyland Ventures)が、オンチェーンアセット取引プラットフォーム「Cインデックス(Cindex)」の資金調達ラウンドに参加したことを8月26日発表した。

CインデックスはETFやインデックス・パーペチュアル、保険商品などのアセットを単一のプラットフォーム上で取引できる分散型取引所(DEX)だ。

CインデックスのETFは現在プロトタイプとなっており、ブロックチェーン取引に適したフォーマットにカスタマイズされているという。またCインデックスはBNBチェーン主催のインキュベーションプログラムにおいて1位を獲得している。

スカイランドベンチャーズはETFについて「現在、暗号資産を含むETFは基本的に非常に厳しい制限がかけられており、ほとんどの国では上場することすらできません。一方で、株式市場のような伝統的な市場では、ETFは市場全体におけるAUMのおよそ30%近くを占める大きな需要を持つ商品です」と発表にて説明している。

なおスカイランドベンチャーズは、シードスタートアップ投資をメインに行うベンチャーキャピタルファンドだ。

同社によるブロックチェーン・暗号資産関連への投資案件として今年は、web3セキュリティサービス提供の「ゴープラスセキュリティ(GoPlus Security)」や、イーサリアムレイヤー2ソリューション開発の「タイコ(Taiko)」、ソウルバウンドトークン(SBT)を開発・管理するワンストッププラットフォーム「デソール(Desoul)」、NFT詐欺防止ツール提供の国内プロジェクト「ケッカイ(KEKKAI)」がある。

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images:iStocks/ChrisGorgio

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。