ハッシュポートとKDDI、web3領域の協業検討に向けた基本合意書を締結

ハッシュポートがKDDIと業務資本提携

ブロックチェーン関連事業を行うHashPort(ハッシュポート)グループが、KDDIとのweb3領域における協業に向け検討する旨の基本合意書の締結を7月25日発表した。

両社は、KDDIが持つ5G通信とAR・MR技術を活用した都市体験やWeb3サービスの知見と、HashPortグループが持つこれまで取り組んできたweb3事業に関する豊富なノウハウや技術を融合させることで、日本におけるブロックチェーン技術の社会実装加速化と、新たなユーザー体験の創出、クリエイターエコノミーの更なる発展・拡張を目指すとのことだ。

具体的には次の内容を中心に、両社間で協業に関する協議を進めることを合意したとのことだ。

  • HashPortグループが提供するX to Earnプロダクト等のサービス群に関する協業
  • KDDIが提供する「αU market」におけるPalette Chain対応とHashPortグループによる「αU market」へのNFT提供
  • KDDIが提供する「αU wallet」におけるPalette Chain対応とHashPortグループ提供サービスの「αU wallet」対応
  • 両社によるSBTをはじめとするトークン技術を活用した新規事業の共同検討
  • 両社による新たなユーザー体験を創出するWeb3コンテンツの共同検討
  • KDDIのPalette Chainコンセンサスノードへの参加検討

KDDIは3月7日、メタバースおよびweb3に関するサービス「αU(アルファユー)」の始動を発表している。

また同月28日にKDDIは、ゲーム特化ブロックチェーンOasys(オアシス)のバリデータに参画決定したことを発表している。

このバリデータ参画をきっかけにKDDIは、新たなweb3領域におけるゲーム・エンタメ関連の取り組みにおける可能性をオアシスと模索するとしている。

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参考:ハッシュポート
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Muhammad-Farhad

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。