コインチェックにポリゴン(MATIC)上場へ、ネイティブトークンで

コインチェックがMATIC取り扱いへ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェック(Coincheck)が、暗号資産ポリゴン(MATIC)の取り扱い予定を7月24日発表した。取り扱いは8月中を予定しているとのこと。

発表によるとコインチェックが取り扱うMATICは、ERC20規格のトークンではなくネイティブトークンになるという。

予定通りコインチェックにMATICが上場すれば、国内交換業者としての取り扱いは9社目となる。なおその中で現在MATICのネイティブトークンを取り扱っているのは、SBI VCトレード、ビットポイント、ザイフ(Zaif)だ(ERC20取り扱い:ビットバンク、ビットフライヤー、DMM Bitcoin、オーケーコインジャパン、コイントレード)。

コインチェックでのMATIC取り扱いサービスは、Coincheck(WEB)およびCoincheckアプリにおける送金・受取・購入・売却および「Coincheck貸暗号資産サービス」、「Coincheckつみたて」となる。また同取引所が提供するNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」において決済通貨としてMATICが追加される予定とのこと。

その他取り扱い開始の詳細日時などは、コインチェックのTwitterアカウントなどから改めてアナウンスされるとのことだ。

コインチェックはMATIC上場により、合計23銘柄の暗号資産を取り扱うことになる予定。

現在同取引所では、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)※2020年9月15日より取り扱い一時停止中、リスク(LSK)、リップル(XRP)、ネム(XEM)、ライトコイン(LTC)、モナコイン(MONA)、ステラルーメン(XLM)、クアンタム(QTEM)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、アイオーエスティー(IOST)、エンジンコイン(ENJ)、パレットトークン(PLT)、ザ・サンドボックス(SAND)、ポルカドット(DOT)、フィナンシェトークン(FNCT)、チリーズ(CHZ)、チェーンリンク(LINK)、ダイ(DAI)、メイカー(MKR)が上場している。

なおシンボル(XYM)およびフレア(FLR)は付与を実施したのみである。またオーエムジー(OMG)は7月25日をもって上場廃止となっている。

関連ニュース

参考:コインチェック
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【11/22話題】SECゲンスラー委員長が退任へ、金融庁が暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討など(音声ニュース)

米SECゲンスラー委員長が来年1月に退任へ、功績評価の一方で反発や批判も、金融庁、暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討=報道、国民・玉木代表が税制改正要望を与党に提出、暗号資産への申告分離課税導入など提案、米裁判所、SECの「ディーラー」定義めぐる訴訟で関連規則を破棄するよう命じる、リミックスポイントが5億円でBTC・DOGE・XRP購入、投資総額30億円に、マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携 、コインベースが「WBTC」取扱い廃止へ、背景にジャスティン・サンの影響か、2019年のアップビットのハッキングは北朝鮮ハッカー関与か、韓国警察が特定、米ドルステーブルコイン「FDUSD」、スイに対応開始、Injective、オンチェーンAIエージェントSDK「iAgent」リリース

広告

ビットワイズ、「ソラナ現物ETF」を上場申請

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ソラナ(Solana)を基盤とするETF(上場投資信託)の上場申請を、米国証券取引委員会(SEC)に提出したと11月21日発表した。なおこの申請は、株式取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)を通じて行われたとのこと。またビットワイズは発表上で同商品についてETP(上場取引型金融商品)と記載している