ChatGPTサム・アルトマンらの「Worldcoin」、独自トークン「WLD」を販売開始か=報道

Worldcoinの独自トークン「WLD」が本日販売開始か

Worldcoin(ワールドコイン)が、独自トークン「ワールドコイン(WLD)」を本日7月24日に販売開始する予定だと、メディアSemafor(セマフォー)が報じた。このことは事情に詳しい関係者の証言として報じられている。

関係者によると「WLD」配布の内訳などのトークンエコノミクスも同日に発表されるとのことだ。

またWuBlockchain(ウーブロックチェーン)の報道によると、海外暗号資産(仮想通貨)取引所OKXが、ERC20とOptimism(オプティミズム)上の「WLD」についてのページを開設したとのことだ。

ワールドコインの公式ツイッターアカウントは「It’s time. 24.7.23(時が来た。2024年7月23日)」とだけ、日本時間の本日AM1:00にツイートしている。ちなみにこのツイートの画像では「It’s time. Join us July 24」となっている。

また記事執筆時点(7.24 14:30)において日本から「World App」を起動すると、同じく「It’s time. Join us in World App. July 24, 2023 5pm」と表示がされる。そして現状アプリはここから立ち上がらなくなっている。

なおWorldcoinは20日、システムの主要部分をポリゴン(Polygon)ネットワークからイーサリアムレイヤー2ネットワークのOptimismメインネット上へ移行したことを発表していた。

この移行対応により「World App」起動時にオプティミズムへの移行が促されていたが、現在は上記のとおり移行対応ができなくなっている。

「Worldcoin」は、AIチャットボットサービス「ChatGPT」などの人工知能で知られるOpenAIの創業者サム・アルトマン(Sam Altman)氏が、物理学者のアレックス・ブラニア(Alex Blania)氏と共に開発を進めるプロジェクト。

「Worldcoin」は「オーブ(Orb)」と呼ばれるボール状のデバイスで網膜をスキャンし、各人それぞれの虹彩の特徴をデジタルコードに変換することで個人を識別する「World ID」を発行する。現在このスキャンは無料ででき、スキャンしたユーザーは現在無料の暗号資産「Worldcoin(WLD)」を受け取れる。この「WLD」の配布により、ベーシックインカム実現も計画されているという。

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参考:Semafor
デザイン:一本寿和
images:iStocks/digitalmazdoor-digitalmazdoor

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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