シバイヌ(SHIB)のレイヤー2「Shibarium」、8月リリースの可能性

「Shibarium」が8月リリースの可能性

シバイヌ:Shiba Inu(SHIB)ブロックチェーンのレイヤー2ネットワーク「Shibarium(シバリウム)」が、8月に正式リリースされる可能性があるようだ。7月6日に公開されたシバイヌエコシステムのブログにて、開発者のシャトシ・クサマ(Shytoshi Kusama)氏が言及した。

そのブログ記事によると、8月15〜16日にカナダのトロントで開催される「Blockchain Futurist Conference」、「Eth Toronto」、「Eth Women」においてシバイヌコミュニティはタイトルスポンサーになるとのこと。この時期に合わせて「シバリウム」が正式にリリースされる可能性が高いとクサマ氏は説明をしている。

シバイヌは、ドージコイン:Dogecoin「DOGE」をモデルにして作られたイーサリアム(Ethereum)基盤のミームコインだ。ミームコインとは一般的に、明確な目的や内容、裏付けがなく、ソーシャルメディアのトレンドで価格が動いているトークンのこと。

以前のブログ記事によると「シバリウム」は、メタバースやゲームなどに焦点を当て、新たな分散型メタバースとゲームエコシステムの実現を目的としたネットワークと紹介されている。

そして「シバリウム」はレイヤー2ネットワークの為、イーサリアムのセキュリティに依存しながら、より高速で安価にプライベートなトランザクションをオフチェーンで処理するとのことだ。なお「シバリウム」での取引ごとに「SHIB」がバーンされるという。

また「シバリウム」で稼働するトークンには「SHIB」の他に独自トークン「Bone ShibaSwap:BONE」と「TREAT」があるという。「BONE」は「シバリウム」内のガス代として機能する他、バリデーター及びデリゲーターへの報酬として利用されるとのこと。また「TREAT」についてもバリデーター及びデリゲーターへの報酬として利用されることがブログにて記載されている。

なお「TREAT」については現状デプロイされていない為、市場に出回っていないトークンとなっている。

8月にトロントで開催される各カンファレンスでは、「シバリウム」の「Worldpaper」が展示される他、全てのSHIBブランドのプロジェクトが公開されるとのこと。また「TREAT」についても、その詳細が公開されるとのことだ。

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    参考:Shiba Inu Ecosystem
    デザイン:一本寿和
    images:iStocks/salarko

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    この記事の著者・インタビューイ

    大津賀新也

    「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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