バイナンスオーストラリアのオフィス、豪証券投資委員会により捜索を受ける=報道

Binance Australiaのオフィスが捜索を受ける

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)の豪州部門バイナンスオーストラリアが、オーストラリア証券投資委員会(ASIC)によって捜索されたようだ。ブルームバーグが情報筋の話をまとめる形で7月5日報じた。

報道によるとオーストラリア証券投資委員会は今月4日、バイナンスオーストラリアのデリバティブ事業を調査対象とし、同社の複数のオフィスを捜索したとのことだ。

なお現在オーストラリア証券投資委員会による、バイナンスオーストラリアのデリバティブ事業の見直しには、リテール顧客とホールセール顧客の分類が含まれているという。

バイナンスオーストラリアは今年4月に、同国におけるデリバティブ事業のサービスライセンスを、オーストラリア証券投資委員会により取り消されていた。

またバイナンスとしては現在、ドイツやオーストリア、ベルギー、英国、オランダといった欧州諸国において、暗号資産サービスプロバイダー(VASP)のライセンスの取得失敗や申請取り下げなどで、各国の市場から撤退することを発表している状況だ。

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参考:ブルームバーグ
images:iStoks/Rawpixel

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。