オーケーコインジャパンにファイルコイン上場へ
国内暗号資産(仮想通貨)取引所オーケーコインジャパン(OKCoinJapan)が、暗号資産ファイルコイン(FIL)の取り扱い予定を6月19日発表した。
予定通り同取引所にファイルコインが上場すれば、国内暗号資産取引所としては初の取り扱いとなる。
オーケーコインジャパンでのファイルコイン取り扱いは販売所サービスになるとのこと。ただし取り扱い開始日は、発表されていない。
その他詳細については、取り扱い日程が確定次第アナウンスされるとのことだ。
なお現在同取引所では、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)、リスク(LSK)、オーケービー(OKB)、アイオーエスティー(IOST)、エンジンコイン(ENJ)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、トロン(TRX)、クアンタム(QTUM)、パレットトークン(PLT)、アバランチ(AVAX)、ステラルーメン(XLM)、カルダノ(ADA)、ディープコイン(DEP)、ポルカドット(DOT)、ジリカ(ZIL)、テゾス(XTZ)、エフィニティトークン(EFI)、シバイヌ(SHIB)、サンド(SAND)、ポリゴン(MATIC)の取引が行われている。
ファイルコインについて
「ファイルコイン(Filecoin)」は、2020年にプロトコルラボ(Protocol Labs)のフアン・ベネト(Juan Benet)氏がローンチした、分散型ストレージネットワークだ。「IPFS(InterPlanetary File System)」と呼ばれる分散型ファイルストレージネットワークを利用して、ユーザー同士でストレージの貸し借りを行うことができる。
FILはこのシステムを利用する際に使用されるトークンだ。
なおFILについては、米証券取引委員会(SEC)が、証券であると指摘している複数あるトークンのうちの一つである。
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参考:オーケーコインジャパン
デザイン:一本寿和
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