フォビグローバル、香港の暗号資産コンソーシアム「HKVAC」の最初のメンバーに

「HKVAC」に最初のメンバーとしてフォビ参加

海外暗号資産(仮想通貨)取引所「フォビグローバル(Huobi Global)」が、香港での暗号資産市場の促進を目指して立ち上げられた組織「Hong Kong Virtual Assets Consortium(HKVAC)」に最初のメンバーとして参加したことを5月31日に発表した。

フォビは5月26日に「Huobi Hong Kong:Huobi HK(フォビ香港)」の立ち上げを発表しており、5月29日には香港証券先物取引委員会(SFC)へライセンス申請書を提出したことが分かっている。

また香港は現在暗号資産のハブを目指しており、5月には新しい取引所の規制を導入した。香港証券先物取引委員会は5月23日の発表で「ガイドラインに従う意思のあるプラットフォームの運営者によるライセンス申請を歓迎する」と述べている。なお規制導入により、個人投資家でも暗号資産の取引を香港で行えるようになった。

ガイドラインの内容は資産保管の安全要件、サイバーセキュリティ基準、顧客資産の分離などが含まれており6月1日に発効される予定であるという。またライセンスの申請が殺到していることや「Hong Kong Licensed Virtual Assets Association」と「Web3 Harbor」という二つの組織が発足したことも報じられている。

中国拠点の大手暗号資産(仮想通貨)取引所OKX(オーケーエックス)も3月に香港法人を設立し香港での暗号資産交換業者(VASP)のライセンス申請を行うと発表した。

また暗号資産(仮想通貨)金融サービス事業者のアンバーグループ(Amber Group)も日本事業を売却し、香港での暗号資産交換業者(VASP)ライセンスを申請する予定だと報じられている。

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参考:PANews
デザイン:一本寿和

images:iStocks/SB・Rawpixel

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この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属 格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。 SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

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