コスモスベースチェーン「Neutron」がローンチ
コスモス(Cosmos)ベースのブロックチェーン「ニュートロン(Neutron)」が、初の「レプリケーティッドセキュリティ(Replicated Security)」採用チェーンとして5月12日にメインネットローンチした。
「レプリケーティッドセキュリティ」は、コスモスネットワークの中心となるブロックチェーン「コスモスハブ(Cosmos Hub)」に接続する独自のブロックチェーンが、各自でバリデーターを用意することなく「コスモスハブ」のバリデーターを利用して自身を保護できる機能である。
同機能は3月に実施されたアップグレード「ラムダ(Lambda)」によって実装されたもので、使用したいチェーンはコスモスハブのコミュニティの承認を得る必要がある。「ニュートロン」はコミュニティの承認を得て「レプリケーティッドセキュリティ」を実装した初めてのブロックチェーンとなった。
「ニュートロン」はブロックチェーン開発キットの「Cosmos SDK」ベースのチェーンにおいてスマートコントラクトを扱えるようにするモジュール「CosmWasm」を採用しており、スマートコントラクトを実行するためのプラットフォームとして利用されることが期待されている。なお現在「ニュートロン」は準備期間とされており、徐々に本格稼働がされていく予定だ。
なおコスモスハブは5月12日に公式ツイッターで、「ストライド(Stride)」が2つ目の「レプリケーティッドセキュリティ」の採用するブロックチェーンとしてコミュニティに承認されたことを発表している。
1/ The first #Cosmos native shared security model just got adoption 💥@Neutron_org is the first Consumer Chain to leverage @cosmoshub Replicated Security.
— Cosmos – Internet of Blockchains ⚛️ (@cosmos) May 11, 2023
Replicated Security brings a new era of utility for #ATOM ⚛️
Appchains can now launch with the economic security of #ATOM pic.twitter.com/sMp6mXhjPC
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参考:ハッシュパレット
デザイン:一本寿和
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