暗号資産関連株が下落、バイナンスのビットコイン(BTC)引き出し一時停止で

暗号資産株が下落

8日午前の米国株式市場で、暗号資産(仮想通貨)関連株が下落した。大手暗号資産取引所バイナンス(Binance)が数時間にわたってビットコインの引き出しを停止したことを受けてだ。

バイナンスは7日夜に1時間停止した後、8日の早い時間にも再び停止。同取引所は、ブロックチェーン(分散型台帳)に取引を記録する上で十分な報酬を「採掘者(マイナー)」に提供していなかったため、処理待ちの取引が大量に積み上がったと説明した。

再発防止のため、バイナンスは報酬となるネットワークの使用手数料を調整したとアナウンスしている。

この停止を受けビットコインが2%安の2万7,900ドルと1週間ぶりの安値を付けた。

暗号資産交換業の米コインベース・グローバル(Coinbase Global)が3.6%下落したほか、暗号資産マイニングのビットファームズ(Bitfarms)は5.1%安。ライオット・プラットフォームズ(Riot Platforms)、マラソン・デジタル・ホールディングス(Marathon Digital Holdings)などもビットコインの下げに連れ安した。

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※この記事は「あたらしい経済」がロイターからライセンスを受けて編集加筆したものです。
images:Reuters

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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