米コインベースにVirtua(TVK)とDimo(DIMO)上場へ

米コインベースにTVKとDIMO上場へ

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、暗号資産ヴァーチャ:Virtua(TVK)とディーモ:Dimo(DIMO)の取扱い予定を4月18日発表した。

同取引所でのTVKとDIMOの取り扱いは流動性条件が満たされ次第、4月18日9:00(日本時間19日2:00)から開始する予定とのこと。

また両銘柄は、「コインベースドットコム(Coinbase.com:販売所)」及び「コインベース・エクスチェンジ(CoinbaseExchange:取引所)」で取り扱われるとのことだ。

今回の新規銘柄の取り扱いはコインベースサービス提供地域のうち一部は対象外となるとのこと。日本についてはコインベースが事業縮小による取引停止をしているため、国内での両銘柄のサポートは対象外となる。

取引ペアについては、TVK-USD及びDIMO-USDがサポートされる予定。

なお今回取り扱いとなる両銘柄は、イーサリアムブロックチェーン上に発行されるERC-20トークンとなるとのこと。

またDIMOに関しては新規銘柄や市場で取引量が比較的少ない銘柄に付けられる「Experimental label(実験的ラベル)」の対象通貨となっている。このラベルは、市場の状況で取引量が増えた場合に削除される予定だ。

ヴァーチャ(TVK)とは

ヴァーチャは、ブロックチェーン×AR・VRに注力しているゲーミフィケーションメタバースだ。メタバースの他にNFTマーケットプレイスやメタバース上の土地を展開している。なおTVKはヴァーチャのユーティリティトークンとして2021年に発行されている。

現在TVKはバイナンス(Binance)やゲート(Gate.io)、クーコイン(KuCoin)、クラーケン(Kraken)などの暗号資産取引所で取り扱われている。 なおTVKの時価総額は約67億円だ(4/18 13:30コインマーケットキャップ調べ)。

ディーモ(DIMO)とは

ディーモは、車のドライバーとその車のデータを開発者やメーカーと接続してIoTネットワークを構築する、オープンソースの分散型プロジェクトだ。ネイティブトークンのDIMOはガバナンストークンとして機能する。

現在DIMOは、ユニスワップV2(UniswapV2)やユニスワップV3(UniswapV3)などのDEX(分散型取引所)で取り扱われている。なおDIMOの時価総額は約23億円だ(4/18 13:30コインマーケットキャップ調べ)。

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参考:Coinbase
images:iStock/Ninja-Studio

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。