TwitterからeToro介して、株式や暗号資産の取引が可能に。両社提携で

イートロとツイッターが提携

取引・投資プラットフォームの米eToro(イートロ)が、イーロン・マスク(Elon Mask)氏率いるTwitter(ツイッター)と提携したことを、4月13日発表した。これによりツイッターユーザーが、暗号資産や株式、その他資産のリアルタイム価格にアクセスし、それらの商品の取引が可能になったとのこと。

各資産のトレーディングデータの閲覧は、2012年に開始されたツイッターの「キャッシュタグ機能」を通じて利用できるようになっている。同機能は、ティッカーシンボルの前にドル記号を挿入することで、ユーザーが資産にまつわるコンテンツに触れらるといったものだ。

マスク氏は12月、マーケットチャートプラットフォーム「TradingView(トレーディングビュー)」のデータを使った「キャッシュタグ機能」は「金融系ツイッターの数ある製品改良のうちの1つ」だと述べていた。

ツイッターユーザーは以前から「トレーディングビュー」のリアルタイム取引のデータを閲覧出来ていたが、それはS&P500指数やTesla(テスラ)などの特定企業の株式など、一部の資産に限られていた。

今回の両社提携により現在は、イートロのプラットフォームをクリックすることで、資産に関する情報を見ることができ、投資するオプションも追加されている。

10月下旬にツイッターを440億ドルで買収して以来、マスク氏は認証ユーザー向けの定額制プランの展開や大量解雇の実行など、マイクロブログサイトに一連の変化をもたらしてきた。

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※この記事は「あたらしい経済」がロイターからライセンスを受けて編集加筆したものです。
Twitter taps eToro to let users trade in stocks, crypto
Reporting by Akash Sriram in Bengaluru; Editing by Devika Syamnath
翻訳:大津賀新也(あたらしい経済)
images:Reuters

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。