カルビーがNFT付きポテトチップス販売開始、アスター(ASTR)採用で博報堂ら協力

カルビーがNFT付きポテトチップス販売開始

カルビーが、NFTをおまけにしたポテトチップスの販売を行う「NFTチップスキャンペーン」を本日4月12日から実施する。同キャンペーンを共同で行う国内ブロックチェーンゲーム開発企業CryptoGames(クリプトゲームス)、博報堂、DataGateway(データゲートウェイ)が発表した。

なおカルビーは昨年7月、クリプトゲームスと博報堂と共に農業体験ゲーム「Astar Farm」上で実施するNFTゲーム施策を実施していた。

今回のキャンペーンでは、対象商品を購入する度に、おまけとしてついてくる「ポテトNFT」に水やりなどをして、「ポテトNFT」の成長を楽しむことができる内容となっている。

発表によるとカルビーとしてはNFTをおまけとするポテトチップスの販売は初の試みであり、また購買と紐づいて成長するNFTをおまけとするキャンペーンは日本初となるとのことだ。

なお「ポテトNFT」は、日本発のパブリックブロックチェーンであるアスターネットワーク(Astar Network)上で発行されるNFTとなる。また「ポテトNFT」の所有・管理には、博報堂とデータゲートウェイが開発し、先月3月に提供開始したオリジナルデータウォレット「wappa(ワッパ)」が導入されるとのことだ。

アスターネットワークのファウンダーである渡辺創太氏は、「今回の取り組みで面白いなと思ったのはとりあえずNFT配るのではなく、カルビーのポテトチップス食べれば食べるほどNFTが育ちます。だから育ったNFT持ってる人はカルビーのロイヤルカスタマー度をオンチェーンで証明できる点です」と自身のツイッターでコメントしている。

「NFTチップスキャンペーン」詳細について

今回の「NFTチップスキャンペーン」では、対象商品となるカルビーポテトチップスの「うすしお味」、「コンソメパンチ」、「のりしお」を購入し、カルビーのスマートフォンアプリ「カルビー ルビープログラム」で折りパケを登録することで「ホテトNFT」が無料付与される。なお「カルビー ルビープログラム」内にて、「wappa」アカウント登録も必要。

ちなみに折りパケは、空きパッケージを小さく折りたたんで捨てることでごみの嵩を減らして使用するごみ袋の量を減らす取り組みのこと。

さらに折りパケを「ルビープログラム」でスキャンする度に「ポテトNFT」が成長するとのこと。そして5回登録を行うと、架空の世界「じゃがバース」のキャラクターが収穫できるという。

またキャラクター獲得時にランダムで登場する金のキャラクターを収穫した場合、100名限定で 「CHIPS NEXT よくねたいもキタアカリ」(6袋)がプレゼントされるとのこと(配布先は日本国内限定)。

なお「ポテト NFT」保有者には今後、新しいデジタル体験が提供されるとのことだ。

キャンペーンは5月31日23:59まで実施される予定だ。

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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