米メタがFacebookとInstagramのNFTサポート廃止へ、4月11日から

メタがNFTのサポートを廃止

米メタ(Meta)提供のフェイスブック(Facebook)およびインスタグラム(Instagram)でのNFTサポートが廃止となる。両SNSのヘルプセンターにて発表となった。

発表によれば、両SNSでのNFTサポートは4月11日(米国時間)より廃止されるという。

メタでは昨年からフェイスブックとインスタグラムにNFT投稿機能を導入していた(FBは一部ユーザーのみ提供)。なおメタはNFTを「デジタルコレクティブル」の名称で取り扱っている。

廃止による影響としては、両SNS上でのNFTの投稿は新たにできなくなる。また過去にシェアしたNFTは、エフェクト及びブロックチェーン情報のない投稿として残るという。なお同投稿はいつでも削除可能だ。

またNFTのアカウントとのリンク及び関連付けは維持されないという。関連付けのタブでNFTを閲覧したり、ウォレットのリンク設定の管理もできなくなるとのこと。

また、両SNSにおけるNFTに関する情報へのアクセス・ダウンロードもできなくなるとのことだ。

なおメタのシステム内にあったウォレットアドレスなどのデータは、同社のプライバシーポリシーと利用規約に従って保存もしくは削除されるとのことだ。

メタがNFTに関する取り組みを終了することは、同社コマース及び金融テクノロジー責任者のステファン・カスリエル(Stephane Kasriel)氏により3月14日ツイートされていた。

理由として、人々・企業に需要のあるフィンテック・ツールへの投資及び強化などが挙げられていた。

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参考:InstagramFacebook
images:Reuters

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この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

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