Twitterロゴが「かぼすちゃん」から「青い鳥」に戻る、急騰したドージコイン(DOGE)の価格も下落

Twitterロゴが「青い鳥」に戻り、DOGE価格下落

暗号資産(仮想通貨)ドージコインのロゴ「かぼすちゃん」に置き換えられていたTwitter(ツイッター)の青い鳥のロゴマークが、日本時間4月7日復活した。

なおテスラ(Tesla)およびツイッターのCEOであるイーロン・マスク(Elon Mask)氏は、これについて現時点で言及していない。

今回のロゴ復活を受け、ドージコイン(DOGE)の価格は下落。12円台を付けていたが、一時11.22円まで下落した。記事執筆現在の価格は11.31円で、24時間でみると5.73%下落している(4/7 10:10コインマーケットキャップ調べ)。

なお4月4日にロゴが「かぼすちゃん」に置き換えられた際DOGEは、10円台から約27%急騰。現在のDOGE価格はロゴが置き換えられる前よりも高値を付けている状況である。

ドージコインはインターネット・ミームである「ドージ(Doge)」の柴犬「かぼすちゃん」をモチーフとした暗号資産だ。「かぼすちゃん」の飼い主が2010年にブログ「かぼすちゃんとおさんぽ。」に投稿した画像をきっかけに人気が爆発。定番のネットミームとなった。

なおドージコインは、ライトコイン:Litecoin(LTC)のソースコードをベースに作成されたもので、ライトコインと同様の「scrypt(スクリプト)」を利用している。なおドージコインには発行上限がない。

「かぼすちゃん」へロゴを変更したことについてマスク氏は、「以前募集したツイッターへの要望を守ったものである」との旨をツイートしていた。

ドージコインについては、マスク氏がたびたびツイッターで言及しており、それらの影響から2021年の暗号資産時価総額ランキングで一時、4位にまで上昇した実績もある。

なお現在のドージコインの時価総額は、約1.5兆円でランキングは7位から8位となった(4/7 10:10コインマーケットキャップ調べ)。

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デザイン:一本寿和
images:iStocks/Aleksei_Derin・Wachiwit

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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