Nexon、オアシス(OAS)のバリデータに参画

Nexonがオアシス(OAS)のバリデータに参画

グローバルにゲーム開発およびサービス提供するネクソン(Nexon)が、ゲーム特化ブロックチェーンOasys(オアシス)のバリデータに参画したことが3月31日発表された。

今回のネクソンのバリデータ参画は第二群バリデータとしての追加になる。第二群として2月にはソフトバンク、先日28日にはKDDIが参画したことが発表されている。なお第二群バリデータには全4社が参画することになっており、残り1社については改めて明かされることになるだろう。

「Oasys」の初期バリデータには21社(下記参照)が参画しているため、第二群バリデータ参画企業を含めると合計で25社がバリデータとなる予定だ。

なおネクソンはオアシスが昨年12月に実施したストラテジックラウンドの資金調達に参加していた。このラウンドにはネクソンの他、ゲーム領域で著名なVCのギャラクシーインタラクティブ(Galaxy Interactive)、前澤友作氏率いるMZ Web3ファンドらが参加していた。

またネクソンは先日22日、ポリゴンラボ(Polygon Labs)とのパートナーシップを発表している。この提携によりポリゴンラボが提供する「ポリゴンスーパーネット(Polygon Supernet)」を利用して、ネクソンが現在開発を進めているブロックチェーンゲーム「メイプルストーリーユニバース(MapleStory Universe)」を構築するとされている。

オアシスは「Blockchain for The Games」をコンセプトに開発された独自のゲーム特化ブロックチェーンだ。

オアシスは昨年12月12日にメインネットのローンチプロセスが完了。今年1月には2028年までの完全DAO(自律分散型組織)化に向け、ガバナンスを立ち上げている。

なおオアシスのネイティブトークンである「OAS(オアス)」は、4月3日から国内暗号資産(仮想通貨)取引所ビットバンクにて、国内初の取り扱いが開始する予定。また海外においてはOKX(オーケーエックス)、Kucoin(クーコイン)、Bybit(バイビット)、Gate(ゲート)、Huobi(フォビ)、Bithumb(ビッサム)、Bitget(ビットゲット)、MEXC(エムイーエックスシー)などで取り扱われている。

※オアシス初期バリデータ一覧(21社)

Aster Network(アスターネットワーク)、バンダイナムコ研究所、BOBG(ボブジー)、Com2uS(カムツス)、CryptoGames(クリプトゲームス)、doublejump.tokyo(ダブルジャンプトウキョウ)、gumi(グミ)、jump(ジャンプ)、MCH(エムシーエイチ)、netmarble(ネットマーブル)、neowiz(ネオウィズ)、SEGA(セガ)、イールド・ギルド・ゲームス(Yield Guild Games)、Thirdverse(サードバース)、UBISOFT(ユービーアイソフト)、WEMADE(ウィメイド)、bitFlyer Blockchain(ビットフライヤーブロックチェーン)、NHN PlayArt、グリー、ミシカルゲームス(Mythical Games)、スクウェア・エニックス。

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参考:Oasys
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Aleksandra-Zhilenkova

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。