Oasysのトークン「OAS」、ビットバンクでの上場日決定

OASが4月3日に国内初上場へ

ゲーム特化型ブロックチェーンOasys(オアシス)のネイティブトークン「OAS」の国内上場日が4月3日に決定した。「OAS(オアス)」を取り扱う暗号資産(仮想通貨)取引所ビットバンク(bitbank)が3月29日発表した。

Oasysは昨年12月12日にメインネットのローンチプロセスが完了し、その後「OAS」は同日にOKX、Kucoin、Bybit、Gate、Huobiといった海外取引所に上場していた。ビットバンクは1月に国内で初めて「OAS」を取り扱うことを事前に発表していた。

ビットバンクによると「OAS」取り扱いの対応サービスは、入出金・取引所(板取引)・販売所・レンディングサービス「暗号資産を貸して増やす」となる。

なお現物取引所では、OAS/JPYの取引ペアが取り扱われる。最小注文数量/取引単位は0.0001OAS、指値の場合の最大注文数量は3,000,000OAS、成行は30,000OASとなっている

また販売所においては、同じくOAS/JPYの取引ペアが取り扱われる。最小注文数量/取引単位は0.00000001OAS、最大注文数量/取引単位は200,000OASとのことだ。

レンディングサービスの募集開始については、「OAS」の取扱開始日の4日14:00を予定しているとのこと。なおビットバンクの「暗号資産を貸して増やす」では、ビットバンクとユーザーが暗号資産の消費貸借契約を締結し、ユーザーが最大年率3%の暗号資産を1年後に受け取ることができるサービスだ。

ビットバンクでの「OAS」取扱いに際しての注意点として、Oasys専用の預入アドレスにて提供されるため、誤ってOasys専用の預入アドレス以外に送金された場合は反映・回復処理が行えないとのことだ。

なおOASが予定通り上場すれば、ビットバンクは合計28銘柄の暗号資産を取り扱うことになる。なおビットバンクの取扱銘柄数は国内トップである。

現在ビットバンクの現物取引所では、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、モナコイン(MONA)、ステラルーメン(XLM)、クアンタム(QTUM)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、オーエムジー(OMG)、シンボル(XYM)、チェーンリンク(LINK)、メイカー(MKR)、ボバネットワーク(BOBA)、エンジンコイン(ENJ)、ポリゴン(MATIC)、ポルカドット(DOT)、ドージコイン(DOGE)、アスター(ASTR)、カルダノ(ADA)、アバランチ(AVAX)、フレア(FLR)、アクシーインフィニティ(AXS)、ザ・サンドボックス(SAND)、エイプコイン(APE)、ガラ(GALA)、チリーズ(CHZ)の取引が行われている。

オアシスとは

オアシスは「Blockchain for The Games」をコンセプトに開発された独自のゲーム特化ブロックチェーンだ。「OAS」はオアシスのネイティブトークンである。L1(レイヤー1)上におけるトランザクション手数料の支払い、ステーキング、ガバナンス投票などに使用できる。

またオアシスのバリデータにはスクウェア・エニックス、セガ、バンダイナムコ研究所、Ubisoftなどの国内外大手ゲーム会社の他、ソフトバンクやKDDIなど合計23社が参画している。

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参考:ビットバンク
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。