チェーンリンクラボとPwCドイツが提携、企業へのブロックチェーン採用支援へ

Chainlink LabsとPwCドイツが提携

分散型オラクルネットワーク「チェーンリンク(Chainlink:LINK)」開発のチェーンリンクラボ(Chainlink Labs)と、大手監査法人のPwCドイツが提携し、PwCドイツの企業顧客向けにブロックチェーンの採用支援実施を3月22日発表した。

チェーンリンクラボは今回の提携により、ブロックチェーン経済と連携したいPwCドイツの企業顧客に対し、スマートコントラクトの開発やノードインフラストラクチャの運用を支援していくという。またPwCとしては、技術的専門知識と規制に関する知識を活用して顧客をサポートするとのこと。

また両社は同顧客向けに、「チェーンリンク」ミドルウェアを活用したオーダーメイドのブロックチェーンソリューションの開発をしていくとのことだ。

現在企業におけるブロックチェーンの導入は、企業システムとブロックチェーンの接続時の不安全や、様々なオンチェーンネットワーク間において限られた相互運用性などといった技術的なハードルがあるという。

そこでチェーンリンクラボは、web3業界をリードするブロックチェーンミドルウェアとして、企業によるブロックチェーン採用時の技術的なハードルの軽減や、ビジネスの生産性と収益性を生み出す為に「チェーンリンク」を活用していくとのこと。

なお「チェーンリンク」は、現実世界のデータをスマートコントラクトに接続することを目的とした分散型オラクルネットワークだ。

またPwCドイツでは、ブロックチェーンエクスプローラーやベータ版トランザクションアナライザー、トークン化フレームワーク、スマートコントラクト形式の検証フレームワーク、デジタルアセット評価モデルなどといった企業向けブロックチェーンソリューションの開発を行っている。

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参考:プレスリリース
images:iStocks/Olena-Lishchyshyna・Lidiia-Moor

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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