日産、web3関連の商標4つを米国で申請

日産が米国でweb3関連の商標出願中

国産自動車メーカーの日産(NISSAN)が、米国特許商標庁 (USPTO)へweb3関連の商標4つを申請したようだ。USPTO認定商標弁護士のマイク・コンドウディス(Mike Kondoudis)氏が、3月13日にツイッターにて明かした。

コンドウディス氏が共有したUSPTOへの提出書類によると、日産は3月7日に商標を申請している。また申請された商標はメタバースやNFT、NFTマーケットプレイス、ウォレットに関連したものであることが確認できる。

申請された商標は4つすべてアプリケーションのトレードマークとしての申請であり、「NISSAN」と表記されたものが2つと「INFINITI」と「NISMO」と表記されたたものそれぞれ1つずつの計4つである。

なお日産は3月8日、市場などの車の検討から購入の契約までをメタバース上で行える仮想店舗である「NISSAN HYPE LAB」を発表しており、6月30日まで実証実験を実施している。

「NISSAN HYPE LAB」ではユーザーがPCやスマートフォンから24時間バーチャルストアにアクセスでき、特定の時間内であれば独自にカスタマイズしたアバターでストアスタッフと対話することもできるという。

また日産は、去年10月にモータースポーツゲーム「Torque Drift 2」で同社初となる公式NFTのリリースを発表しており、最大で15車種の日産車がNFTとしてリリースされることが明らかになっている。

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参考:日産
デザイン:一本寿和
images:iStocks/joel-t

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この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属 格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。 SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。