Binance NFTがポリゴン対応
大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、自社のNFTマーケットプレイス「バイナンスNFT(Binance NFT)」が「ポリゴン(Polygon/MATIC)」ブロックチェーンに対応したことを3月8日発表した。
「Binance NFT」は2021年にローンチしたNFTマーケットプレイス。「Binance NFT」では取引所「Binance.com」と同じアカウントシステムを採用しており、ユーザーは他の同社サービスと同様にマーケットプレイスを利用できる。
今回「ポリゴン」対応によりユーザーは、「ポリゴン」ブロックチェーンで特定のNFTコレクションを購入、入出金、一覧表示できるようになったとのこと。なおNFTの取引の際はウォレットにMATICを用意する必要がある。
現在「Binance NFT」において「ポリゴン」ブロックチェーンで取引できるNFTコレクションは次の10コレクションとなっており、今後対応するNFTコレクションを増やすとしている。
対応しているのは、トランプデジタルトレーディングカード(Trump Digital Trading Cards)、ポリゴンエイプYC(Polygon Ape YC)、サイバーコングスVX(CyberKongz VX)、ウィントランププライズ(Win Trump Prizes)、ディセントラルゲームズアイスポーカーオールアクセスウェアラブル(Decentral Games ICE Poker All Access Wearables)、ボクシーズ(Voxies)、クリプトユニコーンズマーケット(Crypto Unicorns Market)、スマーフソサエティ|アクセスクリスタル(The Smurfs’ Society | Access Crystals)、クリプトユニコーンズランドマーケット(Crypto Unicorns Land Market)、ミッドナイトソサエティファウンダーズアクセスパス(Midnight Society Founders Access Pass)だ。
なお「Binance NFT」はこれまで、「BNBスマートチェーン(BSC)」と「イーサリアム(ETH)」に対応しており、今回の対応が3チェーン目となる。
関連ニュース
- バイナンス、NFTマーケットプレイスを6月24日にローンチへ
- バイナンスUSのボイジャー買収提案、米連邦破産裁判所が承認
- バイナンス、法執行機関と協力し詐欺対策キャンペーンを実施へ
- バイナンス、AI利用NFT自動生成ツール「Bicasso」β版を公開
- バイナンスにDeFiレンディングの「Liquity(LQTY)」上場
参考:バイナンス
デザイン:一本寿和
images:iStock/Lazartivan