NFTゲーム「ブレヒロ」のガバナンストークン「Brave Power Crystal(BPC)」、海外取引所MEXC Globalに上場へ

ブレヒロのBPC、海外取引所MEXC Globalに上場へ

NFT・ブロックチェーンゲーム「BRAVE FRONTIER HEROES(ブレイブ フロンティア ヒーローズ/ブレヒロ)」のガバナンストークン「Brave Power Crystal(BPC)」が、海外暗号資産(仮想通貨)取引所MEXC Global(エムイーエックスシーグローバル)に上場することが3月7日発表された。

「BPC」の取り扱いはMEXCのイノベーションゾーンにて、日本時間3月9日15:00(UTC:同日6:00)から開始される。取引ペアはBPC/USDTがサポートされるとのこと。入出金については既に開始されているようだ。

なおイノベーションゾーンとは他のトークンよりも高いボラティリティと高いリスクをもたらす可能性が高いトークンの取引が提供されているサービスだ。

「ブレヒロ」は、全世界で3,800万ダウンロードを記録したスマートフォン向けRPGシリーズ「BRAVE FRONTIER」のキャラクターや装備がNFTとして取り扱われているブロックチェーンゲーム。double jump.tokyo(ダブルジャンプトウキョウ)およびエイリムによる共同開発タイトルとなっており、2020年1月30日よりサービス開始している。

なお今回の「BPC」上場は、「ブレヒロ」の大型アップデート「魂源の双神-Twin Gods of the Roots-」に合わせたものになるようだ。「ブレヒロ2.0」として3月9日からリリースされる予定だという。 ・発表によるとこのアップデートにより、ガバナンストークン「Brave Power Crystal(BPC)」の他、ゲーム内ユーティリティトークンとなる「Eldo Shard(ELS)」が導入されるとのこと。

なおゲーム内で「BPC」はガバナンスだけでなく、キャラクターNFT(ユニット)の作成やゲーム内マーケットの基軸通貨としても用いられるという。また「ELS」はユニット作成に必要なパーツ(メモリア)の作成を始めとする、様々なゲーム内サービスに用いられるとのことだ。

「BPC」と「ELS」は、ゲーム特化ブロックチェーン「オアシス:Oasys」のメインネット上と「オアシス」のレイヤー2ネットワーク「HOME Verse」上で発行されている。ゲームで使用する場合は「HOME Verse」のトークンを使用する必要があり、またゲームプレイを通じて入手する「BPC」についても「HOME Verse」上で配布が行われるとのことだ。

「BPC」の発行枚数は10億枚、「ELS」は無限となっており、発行は共にシンガポール法人のBOBG(ボブジー)が行っている。なおBOBGは、日本法人のトークン発行における諸問題の解決及びトークンの発行・運用・管理から暗号資産(仮想通貨)上場までをサポートする企業。

今回のアップデートでは、2種のトークン導入に合わせて、トークンが獲得できる「ランクマッチ」やユニットをさらに強化可能となる「EX強化」など、新たなシステムが多数登場するとのことだ。

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参考:MEXC
デザイン:一本寿和

images:iStocks/IKANIMOKEN・Ninja-Studio

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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