KDDIがweb3サービス「αU」開始、ポリゴン(MATIC)対応のNFTマーケットプレイスやウォレットも

KDDIがweb3サービス「αU」開始

KDDIが、メタバースおよびweb3に関するサービス「αU(アルファユー)」の始動を3月7日発表した。

発表によると「αU」では、メタバースでエンタメ体験や友人との会話を楽しめる「αU metaverse」、360度自由視点の高精細な音楽ライブを楽しめる「αU live」、NFTとなるデジタルアート作品などの購入ができる「αU market」、暗号資産(仮想通貨)およびNFTを管理できる「αU wallet」、そして実店舗と連動したバーチャル店舗でショッピングができる「αU place」を提供していくという。

KDDIは「αU」で提供する各種サービスについて、「リアルとバーチャルの境界がなくなり、音楽ライブやアート鑑賞、友人との会話やショッピングなどの日常体験を、いつどこにいても楽しむことができる」と説明している。

なお「αU market」は、ポリゴン(Polygon)ブロックチェーンに対応したNFTが購入できるマーケットプレイスとのこと。有名ファッションデザイナーや著名なNFTアーティストによる作品が「αU market」限定で販売されるという。

またデジタルアート作品の他にも「αU market」では、対象のリアル店舗で提示すると特典が受けられる「デジタル会員証(NFT)」を取り扱うとのこと。この「デジタル会員証(NFT)」は、東京都渋谷区の店舗から提供を開始し、順次エリアを拡大する予定とのことだ。

なお「αU market」ではポリゴン(MATIC)での決済の他、クレジットカード決済やauかんたん決済に対応するとのことだ。

そして「αU wallet」は、上記「αU market」で購入したポリゴン対応のデジタルアート作品(NFT)や、売買時に使用するポリゴン(MATIC)の管理・送金・入金ができるウォレットとのこと。「αU wallet」はすでにApp StoreおよびGoogle Playからダウンロード可能とのことだ。

またKDDIでは、「αU」各サービスが東京都渋谷区で無料体験できるイベント「αU spring week 2023」を3月8日から12日までの期間で開催するという。

「αU live」ではBE:FIRSTの音楽ライブ、「αU metaverse」では水曜日のカンパネラの音楽ライブや吉本芸人のお笑いライブを開催するという。また「αU market」ではZ世代から注目されているイラストレーターのアート作品(NFT)を販売し、「αU place」では「au Style」やアパレルショップLui’sを再現するとのことだ。

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参考:KDDI
デザイン:一本寿和

images:iStocks/StationaryTraveller・Ninja-Studio

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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