アプトスSDKがUnityアセットストアで公開
新興レイヤー1ブロックチェーン「アプトス(Aptos)」開発のアプトスラボ(Aptos Labs)が、ゲーム開発プラットフォーム「Unity」で利用できるツールやアセットをダウンロードできる「Unityアセットストア」にて、ゲームソフトウェア開発ツール「アプトスSDK(Aptos SDK)」を2月28日に公開した。
「アプトスSDK」は、「Unity」においてのアプトスブロックチェーンを利用したweb3ゲーム開発をサポートするアセットだ。「Unityアセットストア」から無料でダウンロードして利用ができる。ゲーム開発者は「アプトスSDK」により、少ない学習コストでアプトスブロックチェーンを利用したweb3ゲームをモバイルやデスクトップ、ウェブ、VRに向けて開発できるとのこと。
なお「アプトスSDK」はアパッチライセンス(Apache License)のもとでオープンソース化されており、Githubからソースコードをダウンロード可能であるという。
アプトスのミディアムによると「アプトスSDK」では、現在デジタルコレクタブル(NFTのようなもの)の作成、トランザクションへの署名、アカウント認証、ウォレット管理の機能をサポートしているとのこと。サポートする機能は今後も開発していくとのことだ。
アプトスは、プルーフオブステーク(PoS)ブロックチェーンであり、昨年10月にメインネットがローンチされた。ネットワーク手数料やステーキング、ガバナンストークンとしてネーティブトークンAPTが利用される。
アプトスラボの創業者は、メタ(旧フェイスブック)のデジタル資産事業ディエム(Diem)の開発チームに所属していた開発者であり、アプトス上でのプロダクト開発に利用する開発言語には、ディエムが独自に開発した「Move(ムーブ)」が採用されている。
なお「Unity」は2月28日に、「Unityアセットストア」にて「分散化(Decentralization)カテゴリー」追加を発表している。このカテゴリーには「アプトスSDK」を始め、コンセンシス(ConsenSys)からはメタマスク(Metamask)やインフラ(Infura)、トリュフ(Truffle)の他、アルゴランド(Algorand)、フロウ(Flow)、イミュータブルX(Immutable X)、ソラナ(Solana)、テゾス(Tezos)などのブロックチェーンに関するソフトウェア開発キットが公開されている。
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参考:Unityアセットストア・Unity・アプトス
デザイン:一本寿和
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