SUSHI TOPと「tofuNFT」のCOINJINJAが業務提携

スシトップがtofuNFTと提携

NFTマーケティング支援のスシトップマーケティング(SUSHI TOP MARKETING)とNFTマーケットプレイス「tofuNFT」開発のコインジンジャ(COINJINJA)が業務提携した。両者が2月2日発表した。

この提携により両社は、国内のNFT事業におけるソリューションを相互に支援していくという。

具体的にはスシトップマーケティングで配布支援したNFTを「tofuNTF」ですぐに認証・検証作業することで、「tofuNFT」でのシームレスなユーザー体験が実現するという。これにより企業・自治体が発行するNFTにおいても迅速な真贋証明が可能となり、フィッシング詐欺などから消費者を保護でき、より安全なNFTコンテンツを楽しめる環境が用意できるという。

この他にも両社は、Giveaway(無料プレゼント)共同企画を含む国内のNFTプロジェクトへの支援や、NFTマーケットプレイスの基盤提供を行う「ホワイトラベル(White label)」の国内普及活動の協力などを行うという。

スシトップマーケティングではNFT配布サービスの「NFT Shot」や、音でNFTを配信する「Audio Shot」や、カードをスマホにタッチしてNFTを配布できる「NFT Touch Shot」も提供している。その他にも同社では「大量のNFTを安定的に高速に送る技術」の保有や「配布したNFTの所有者のみが閲覧できるウェブページやSNSの創設」なども行っている。また昨年10月にはメディア向けに「NFT配布型広告サービス」を提供開始している。

そしてスシトップは今年1月24日に、1億円の資金調達を実施したと発表していた。調達先はスパイラルキャピタル(Spiral Capital)をリード投資家として、エンジニア起業家特化型シードVCのミレイズ(MIRAISE)、電通グループらとのことだ。

コインジンジャが運営する「tofuNFT」は30以上のEVM互換チェーンに対応するマルチチェーンNTFマーケットプレイスだ。昨年9月に同じくNFTマーケットプレイスを展開するX2Y2と、同年10月にはゲーム特化型ブロックチェーンのオアシス(Oasys)と戦略的パートナーシップを締結している。

関連ニュース

SUSHI TOPがスパイラルキャピタルらから1億円調達、企業向けマーケティングツール開発へ

SUSHI TOP、メディア向け「NFT配布型広告サービス」提供開始

【取材】ゲーム特化型ブロックチェーンOasys、tofuNFTと提携

【取材】NFTマーケットプレイス「tofuNFT」、X2Y2と戦略的提携

「OpenSeaがやらない事を全部やる」日本発NFTマーケットプレイス「tofuNFT」の戦略

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

合わせて読みたい記事

【11/22話題】SECゲンスラー委員長が退任へ、金融庁が暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討など(音声ニュース)

米SECゲンスラー委員長が来年1月に退任へ、功績評価の一方で反発や批判も、金融庁、暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討=報道、国民・玉木代表が税制改正要望を与党に提出、暗号資産への申告分離課税導入など提案、米裁判所、SECの「ディーラー」定義めぐる訴訟で関連規則を破棄するよう命じる、リミックスポイントが5億円でBTC・DOGE・XRP購入、投資総額30億円に、マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携 、コインベースが「WBTC」取扱い廃止へ、背景にジャスティン・サンの影響か、2019年のアップビットのハッキングは北朝鮮ハッカー関与か、韓国警察が特定、米ドルステーブルコイン「FDUSD」、スイに対応開始、Injective、オンチェーンAIエージェントSDK「iAgent」リリース

広告

ビットワイズ、「ソラナ現物ETF」を上場申請

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ソラナ(Solana)を基盤とするETF(上場投資信託)の上場申請を、米国証券取引委員会(SEC)に提出したと11月21日発表した。なおこの申請は、株式取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)を通じて行われたとのこと。またビットワイズは発表上で同商品についてETP(上場取引型金融商品)と記載している