コンセンシスがMetaMask Learn提供開始
web3ウォレット「メタマスク(Metamask)」提供のコンセンシス(Consensys)が、web3学習シミュレーションプラットフォーム「メタマスクラーン(MetaMask Learn)」の提供開始を1月31日発表した。
「メタマスクラーン」は、暗号資産のセルフカストディ(自己管理)に慣れていないユーザーの支援を目的とした学習プラットフォームだ。誰でも無料で利用でき、視覚的な学習と実践的なテストが提供されている。このプラットフォームは10言語に対応しているが、現在日本語には対応していない。今後対応する言語を増やしていくとのことだ。
「メタマスクラーン」では、web3についてや暗号資産(仮想通貨)ウォレット、セルフカストディ、NFT、分散型金融(DeFi)などといった学習コースが用意されており、「メタマスク」の使用方法についても説明されているとのこと。
なおコンセンシスはデータ分析企業のモーニングコンサルト(Morning Consult)に委託し、米国の1505名の暗号資産保有者を対象にしたセルフカストディについての調査を実施したという。その結果は4分の3がセルフカストディについて知らない、または分からないという回答だったとのこと。
このことからコンセンシスは、「メタマスクラーン」でセルフカストディについての学習を支援することにより、セルフカストディへの信頼を高め、ユーザーが安全に自己管理された方法でweb3エコシステムに参加する為のサポートができるとしている。
コンセンシスは外部開発者支援の取り組みとして、昨年11月に助成金DAO(自律分散型組織)「メタマスクグランツDAO(MetaMask Grants DAO)」を立ち上げている。
このDAO(自律分散型組織)は、従業員が主導して全額資金提供を行うDAOであり、暗号資産ウォレットのメタマスク(MetaMask)エコシステム内でインパクトのある体験を構築するコンセンシス社外の開発者に助成金を付与していくものである。
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参考:Consensys
デザイン:一本寿和
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