ENS DAOが寄付ファンド検討か、Karpatke提案=報道

ENS DAOが寄付ファンド検討か

分散型金融(DeFi)のトレジャリーマネジメントを行うカルパトキー(Karpatkey)が、イーサリアムネームサービス(Ethereum Name Service:ENS)DAOに寄付ファンド設立を検討しているとThe Blockが報じた。

カルパトキーは10,766ETH(約1700万ドル)で寄付ファンド設立と活性化を要請しているという。

2022年のENS DAOのガバナンス投票で、カルパトキーがファンド運用者として選ばれていたとのことだ。具体的にカルパトキーは、ENS DAOに代わって5100万ドル相当の資産を管理することになっているという。

なお寄付ファンドの資金管理は、プロキシー技術とゾディアック・ロール・モディファイアー(Zodiac Roles Modifier)を活用するという。ゾディアック・ロール・モディファイアーとは、トランザクションの承認や執行に関する統制を行うためのツールである。

参考:The Block
images:iStocks/BadBrother
デザイン:一本寿和

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。

合わせて読みたい記事

【11/15話題】DMM CryptoのSeamoon Protocolが中止、FBIがポリマーケットCEO宅を捜索など(音声ニュース)

DMMのweb3事業「Seamoon Protocol」がプロジェクト中止、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサリアムに展開、FBIが「ポリマーケット」CEO宅を家宅捜索、携帯電話や電子機器を押収、英レボリュート、暗号資産取引プラットフォーム「Revolut X」をEU30カ国に拡大、テザー、幅広い資産のトークン化プラットフォーム「Hadron by Tether」提供開始、コインベースがユートピアラボ買収、「Coinbase Wallet」のオンチェーン決済機能拡充へ、イーサL2「リネア」、ガバナンス分散化に向け非営利団体を設立、LINEA発行へ、イーサリアム研究者、コンセンサス層の再設計で「Beam Chain」提案

広告