バイナンス、APIユーザー向けにセルフトレーディング防止機能提供

バイナンス、APIユーザー向けにセルフトレーディング防止機能提供

暗号資産取引所バイナンス(Binance)が、APIユーザー向けにセルフトレーディング防止機能を提供することを1月25日に発表した。

セルフトレーディングとは、同一のアカウント内で取引を成立させることを指す。取引対象の資産の価格混乱につながるため、バイナンスは利用規約で故意のセルフトレーディングを禁止している。

しかし大規模なアカウントの場合、同一アカウント内で、異なる投資戦略をもとに複数の注文を出すことは普通であり、意図せずに売り注文と買い注文が取引として成立してしまうことがあり得る。

そこでバイナンスはセルフトレーディングをシステム側から排除する機能を導入したとのこと。この機能はAPIユーザー向けのものであり、APIユーザーはスポット取引においてセルフトレーディング防止機能を有効にするか任意に設定できるとのこと。

セルフトレーディング防止機能は1月26日から利用可能となっている。なおこの機能の使用の有無は他のユーザーに影響を与えない(取引能力が向上するわけではない)とのことだ。

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参考:Binance
デザイン:一本寿和

images:iStocks/metamorworks

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この記事の著者・インタビューイ

小俣淳平

「あたらしい経済」編集部 一橋大学2年生 真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。

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