アニモカブランズジャパン、国内メタバース企業Brave groupへ3億円出資

アニモカブランズJPが国内メタバース企業Brave groupへ3億円出資

香港拠点のブロックチェーンゲーム開発企業Animoca Brands(アニモカブランズ)の子会社Animoca Brands株式会社(アニモカブランズジャパン)が、Brave group(ブレイブグループ)との資本業務提携を1月25日発表した。

発表によるとBrave groupはアニモカブランズジャパンより、3億円の資金調達を実施したとのこと。これによりBrave groupの累計調達額は30.4億円になったとのこと。

Brave groupはメタバース領域における事業拡大とグローバル展開の加速を見据え、今回の資金調達を実施したとのことだ。

Brave groupは国内を拠点にメタバース事業を展開する企業。バーチャルミュージックプロダクション「RIOT MUSIC(ライオットミュージック)」や次世代Virtual eSports(バーチャルeスポーツ)プロジェクト「ぶいすぽっ!」等を運営するIP事業の他、自社のメタバースエンジン「Brave Engine(ブレイブエンジン)」を活用したプラットフォーム事業など、メタバース領域における事業を展開しているという。

アニモカブランズジャパンは昨年1月にシードラウンドで講談社、西日本鉄道、三井住友信託銀行などから約11億円の資金調達を完了している。また同年8月には三菱UFJ銀行とアニモカブランズから61.5億円の資金調達を発表していた。

最近ではXRテクノロジーを活用したサービスを提供するPsychic VR Lab(サイキックVRラボ)に対して、アニモカブランズジャパンが1億円の出資を行ったことが1月17日に発表されている。

関連ニュース

アニモカブランズジャパン、Psychic VR Labに1億円出資

前澤友作MZ Cryptos、SBI、アニモカら gumi組成web3ファンド「Decima Fund」にGPとして参画

アニモカブランズ、20億ドル規模のメタバース/NFTファンド設立へ=報道

バイナンスが暗号資産業界復興ファンド(IRI)に10億ドル拠出、ポリゴン(Matic)、アニモカ、アプトス(APT)らも参加予定

web3の未来は? 暗号資産/ブロックチェーン業界を牽引する80人の「2023年の展望」

参考:アニモカブランズジャパン

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【12/18話題】メルカリがイーサリアム保有者に毎月ポイント付与、メタプラネットがビットコイン購入資金調達など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

広告

米財務省、北朝鮮の暗号資産マネーロンダリングネットワークに制裁

米国財務省外国資産管理局(OFAC)が、北朝鮮に送金されたデジタル資産のマネーロンダリングに関わったとして、ルー・フアイン(Lu Huaying)氏とチャン・ジエン(Zhang Jian)氏、およびUAE拠点のグリーン・アルパイン・トレーディング社(Green Alpine Trading)に制裁を科したと12月17日に発表した