NFTマーケットプレイス「Rarible」、マーケットプレイスビルダーにポリゴン(MATIC)追加

ラリブルがポリゴン(MATIC)基盤のマーケットプレイスビルダーを追加

NFTマーケットプレイスのラリブル(Rarible)が、ポリゴン(Polygon/MATIC)基盤の「コミュニティマーケットプレイスビルダー」を新たに展開したと1月18日発表した。

これによりラリブルでは、独自の取引体験ができるポリゴンNFTのマーケットプレイスが誰でも無料で作成することができるという。なおこの「コミュニティマーケットプレイスビルダー」では、従来のゼロコード(コーディングを必要としないこと)などに加え、新しいツールとしてロイヤリティのカスタマイズが可能になることが挙げられている。

リリースの中でポリゴンは、同ツールについて「従来のNFT市場では不可能だった、クリエイターによる独自のブランド・アイデンティティの提示が可能になる」と伝えている。

ラリブルは昨年8月にイーサリアムNFTに対応したマーケットプレイスビルダーを提供していた。今回のポリゴン対応により同ツールは2つのブロックチェーンのNFTをサポートすることになった。

ラリブルの共同設立者兼CEOであるアレクセイ・ファリン(Alexei Falin)氏は「私たちはコミュニティマーケットプレイスがNFTの売買の未来だと考えており、すべてのプロジェクトが独自のマーケットプレイスを持つべきだと考えている」とし、「セルフサービス・ツールは、これを実現するために不可欠。ポリゴンのNFT市場は、非常に大きな牽引力を持っている。私たちのマーケットプレイス構築ツールにおいて、次にどのチェーンを選ぶか議論したとき、ポリゴンは明確な選択だった」と述べている。

なお昨年8月には大手NFTマーケットプレイス「オープンシー(OpenSea)」のプロトコル移行先「シーポート(Seaport)」がポリゴンのサポートを開始。同年12月にはNFTマーケットプレイス「マジックエデン(Magic Eden)」もポリゴンのサポート開始を発表していた。

 

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参考:Rarible Polygon
デザイン:一本寿和
images:iStocks/royyimzy・dalebor

この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

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