DMM Bitcoinにポリゴン(MATIC)上場へ、ERC20トークンで

DMM BitcoinにMATIC上場へ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所DMM Bitcoinが、暗号資産ポリゴン(MATIC)の取り扱い予定を1月4日発表した。

リリースによると同取引所で取り扱うMATICは、ポリゴン(Polygon)ネットワーク上で発行されたネイティブトークンではなく、イーサリアム(Ethereum)ベースのERC20トークンになるとのこと。

なお国内交換業者においてMATICを取り扱うのはビットバンク、ビットフライヤー、SBI VCトレード、コインベースジャパン、ビットポイントに続き6社目となるが、ネイティブトークンを取り扱っているのは、SBI VCトレード、ビットポイントのみとなる。

DMM BitcoinではMATICの取り扱いを1月25日のメンテナンス後より開始するとのこと。対象サービスは現物取引およびレバレッジ取引だという。

現物取引では、MATIC/JPYの取引ペアにて最小発注数量が1MATIC、最大発注数量は5,000MATIC。レバレッジ取引では、MATIC/JPYにて最小発注数量10MATIC、最大発注数量20,000MATIC、保有制限数量(最大保有ポジション)は800,000MATICになるとのことだ。

MATICが予定通り上場すれば、DMM Bitcoinの現物取引では合計18銘柄、レバレッジ取引取引では合計25銘柄の暗号資産を取り扱うことになる。なおレバレッジ取引の取り扱い銘柄数は国内最多である。

現在DMM Bitcoinは現物取引で、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、ステラルーメン(XLM)、イーサリアムクラシック(ETC)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、オーエムジー(OMG)、モナコイン(MONA)、エンジンコイン(ENJ)、トロン(TRX)、ジパングコイン(ZPG)、チリーズ(CHZ)、アバランチ(AVAX)、チェーンリンク(LINK)、メイカー(MKR)を取り扱っている。

またレバレッジ取引では、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、ステラルーメン(XLM)、イーサリアムクラシック(ETC)、ネム(XEM)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、クアンタム(QTUM)、オーエムジー(OMG)、モナコイン(MONA)、テゾス(XTZ)、エンジンコイン(ENJ)、シンボル(XYM)、トロン(TRX)、カルダノ(ADA)、ポルカドット(DOT)、アイオーエスティー(IOST)、ジパングコイン(ZPG)、チリーズ(CHZ)、アバランチ(AVAX)、チェーンリンク(LINK)、メイカー(MKR)が取り扱われている。

関連ニュース

DMM Bitcoin、XRP保有者への「Flare Networks(FLR)」付与・取扱い方針を発表

DMM Bitcoinにチェーンリンク(LINK)とメイカー(MKR)上場へ

コインブックとDMM BitcoinでIEOへ、「Nippon Idle Token(NIDT)」上場に向け基本合意書が締結

ビットポイントにポリゴン(MATIC)上場へ、ネイティブトークンで

【取材】web3活動を視覚化する「Phi」、ポリゴン(MATIC)でメインネットローンチ

参考:DMM Bitcoin
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【11/22話題】SECゲンスラー委員長が退任へ、金融庁が暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討など(音声ニュース)

米SECゲンスラー委員長が来年1月に退任へ、功績評価の一方で反発や批判も、金融庁、暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討=報道、国民・玉木代表が税制改正要望を与党に提出、暗号資産への申告分離課税導入など提案、米裁判所、SECの「ディーラー」定義めぐる訴訟で関連規則を破棄するよう命じる、リミックスポイントが5億円でBTC・DOGE・XRP購入、投資総額30億円に、マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携 、コインベースが「WBTC」取扱い廃止へ、背景にジャスティン・サンの影響か、2019年のアップビットのハッキングは北朝鮮ハッカー関与か、韓国警察が特定、米ドルステーブルコイン「FDUSD」、スイに対応開始、Injective、オンチェーンAIエージェントSDK「iAgent」リリース

広告

ビットワイズ、「ソラナ現物ETF」を上場申請

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ソラナ(Solana)を基盤とするETF(上場投資信託)の上場申請を、米国証券取引委員会(SEC)に提出したと11月21日発表した。なおこの申請は、株式取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)を通じて行われたとのこと。またビットワイズは発表上で同商品についてETP(上場取引型金融商品)と記載している