【取材】UPBOND、電通デジタルとポリゴン(MATIC)と協業

UPBOND、電通デジタルとポリゴンと協業

国内web3スタートアップUPBONDが、電通デジタルおよび、すでに業務提携をしていたポリゴンスタジオ(Polygon Studios)との協業を12月20日に発表した。UPBONDはポリゴンブロックチェーン上でウォレットサービス「UPBOND Wallet」を開発・提供している企業だ。

今回の協業で、web3の力で社会課題やビジネス課題の解決を目指す企業向けに、企業のPoC支援・サービス開発支援を開始するとのこと。 

協業内容として「クライアント企業の新たなWeb3事業のPoC、立ち上げ支援」、「共同でのWeb3プラットフォーム/サービスの開発」および「共同でのWeb3の啓蒙促進、普及促進、シナジーの発見、協業の促進、コンソーシアムの立ち上げ」が挙げられている。

ポリゴンスタジオのエンターテイメント部門のVPであるケリー・ディグレゴリオ氏は「この取組みをサポートすることができて大変嬉しく思います。Polygonはコラボレーションを通じてよりよい世界を作っていくことを大切にしており、電通の日本マーケットへの理解と人やアイデアを繋げる力を原動力に日本からよりたくさんのWeb3プロジェクトが生まれることに期待しています」とリリースでコメントしている。

UPBONDのビジネスチームマネージャー三浦氏へ取材

あたらしい経済編集部はUPBONDのビジネスチームマネージャー三浦耕樹氏へ取材した。

––電通デジタルとポリゴンスタジオと具体的にどんなエンタメ領域での協業をおこなっていく方針でしょうか?

ACG(アニメ、漫画、ゲーム)などのIPを持っている企業に注目しております。日本には、世界で人気を集めるIPを持つ企業があり、よりWeb3の技術を用いるとより世界で愛されるIPを創れる可能性があると考えております。

––また2023年、UPBONDはどの領域に特に注力していきたいと考えているのでしょうか?

上記のエンタメに加えて、弊社のWalletの特徴である「個人情報」を紐付けられる点が活きる業界・領域に注力していきたいです。

具体的には、金融や小売など、Walletの持ち主が分かることで安全に取引ができたり、マーケティングに活用できる点を行かせる業界で活用したいです。

参考:UPBOND
images:iStocks/vittaya25
デザイン:一本寿和

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この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。

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