3DアバターNFT「Metaani」、web3分散型メタバースプロジェクト「Metaani DNA」ローンチに向けNFT販売へ

「Metaani」が「Metaani DNA」ローンチへ

3DアバターNFTプロジェクト「Metaani(メタアニ)」による、web3分散型メタバースプロジェクト「Metaani DNA」が12月22日にローンチすることが発表された。

「Metaani DNA」では、このプロジェクトの「パスポート」となる卵の形をした「Metaani DNA」NFTが販売される。このNFTの所有者は、レゴのように好きなNFTを配置して自分だけのメタバース空間をつくる「Metaani エリア」が入手できるとのこと。

なお「Metaani エリア」では「Metaani DNA」において独自ポイントを発行し、アイテムと交換できるサービスの展開を検討しているという。「Metaani エリア」は今後配布予定とのこと。

また「Metaani DNA」NFTは、このNFT自体に権利が付与されており、「Metaani DNA」NFTの所有者は、今後「Metaani DNA」で提供される各アイテムの順次獲得や、新たな機能にアクセスできる仕組みになっているとのことだ。

「Metaani DNA」NFTの初回販売は限定3000個で、1NFTあたり0.075ETHで販売されるとのこと。また販売スケジュールについては、各「Metaani」コレクションのホルダー向けプレセールが今月21日11時から22日19時半。アロウリスト保有者は22日20時から22時。そして一般は22日22時半から完売まで販売されることになっている。

なお「Metaani DNA」は、分散型のメタバース空間、SNS、アバターNFTといった3つのプロダクトを1つのNFTに統合するプロジェクトとなっており、BeyondConcept(ビヨンドコンセプト)社が構想するweb3時代のメタバースプラットフォーム「Dyverz」の第1弾とのこと。

また「Metaani DNA」では、オペレーターがいなくなった場合でも構築した世界が分散型で保存される「WeaveDB」が採用されているとのことだ。

「Metaani」とは

「Metaani」はVRクリエイターのMISOSHITA氏とBeyondConcept社によって昨年6月に立ち上げられたプロジェクト。購入したそれぞれのNFTがメタバース空間上でアバターとして機能し、独自コミュニティへの参加証としても機能するのが特徴だ。またキャラクターのデザイン変更が可能な「プラットフォーム・トイ」としての性質も備えており、様々なアーティストやプロジェクトとのコラボレーションも可能とのことだ。

また「Metaani」は昨年9月にバーチャルYouTuber「キズナアイ」とコラボして、「キズナアイ」初の公式NFTを販売。そして今年4月にはアーティスト「きゃりーぱみゅぱみゅ」と、米国開催の世界最大級音楽フェス「コーチェラ2022」のステージでコラボしている。

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。