暗号資産決済の「Slash」、カイカデジタルと提携

スラッシュとカイカデジタルが提携

暗号資産(仮想通貨)決済システム「Slash Web3 Payments」を提供するSLASH FINTECH LIMITED(スラッシュフィンテックリミテッド)が、CAICA DEIGITAL(カイカデジタル)との業務提携の契約締結を12月19日発表した。

この提携により両社は、web3領域における暗号資産のスマートコントラクト決済サービスの企画・開発・運用を共同で行い、サービスを拡大させていくとのことだ。

「Slash Web3 Payments」は、支払先が希望する暗号資産(トークン)を持たなくとも、顧客自らが保有する暗号資産を決済画面において自動的にスワップし、支払いができるサービスだ。システムがDEX(分散型取引所)ルーターと連携することで、最適なレートで暗号資産をスワップする仕組みだ。

1400以上の暗号資産が支払いに対応しており、また売上を受け取る側はUSDT・USDC・DAI・JPYC・wETHといったステーブルコインが選択できるようになっている。

また10月にリリースされた「QRコード決済機能」では、ノーコードで暗号資産決済用のQRコードが発行およびダウンロードできる。そのコードをスマホなどで読み込み、決済金額(日本円など法定通貨)を入力することで、そのまま「Slash」を利用した支払いが可能となる。なおSLASHによると「QRコード決済機能」は先月、「芝浦田町スポーツ整骨院・はり治療院」において導入されたとのこと。

またカイカデジタルは、国内暗号資産取引所のザイフ(Zaif)を運営するカイカエクスチェンジやブロックチェーンゲーム専門NFTローンチパッド「Zaif INO」運営のカイカフィナンシャルホールディングス、ブロックチェーンコンサルティングを行うCAICAテクノロジーズなどのweb3に関する子会社を擁している企業だ

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参考:カイカ
デザイン:一本寿和

images:iStocks/Lidiia-Moor

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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