DEAが約13.5億円の資金調達
シンガポール拠点でブロックチェーンゲーム事業などを展開するDigital Entertainment Asset(DEA)が、米ロサンゼルス拠点の投資グループLDA Capitalからの資金調達の実施を12月14日発表した。
調達額は1000万米ドル(約13.5億円)。なお調達資金の使途は、DEAの事業拡大の加速、web3エンターテインメント・プラットフォーム開発の更なる推進と説明されている。
LDA Capitalのマネージング・パートナーでCo-Founderのウォーレン・ベイカー(Warren P. Baker)氏は「強固なユーザー層をもち、しっかりとキャッシュフローを生み出している市場のリーダー的な存在であるDEAに対して、柔軟な成長資金をもって支援すると同時に、これからもコンテンツの収益化とP2Eゲームへの革新的なアプローチを進めるサポートをしていけることを光栄に思います」とリリースでコメント。
DEAのFounderでCEOの吉田直人氏は「今回の資金調達により、当社のプラットフォームをさらに発展させ、市場拡大をさらに推し進めるとともに、当社のエコシステムを拡大する戦略的パートナーシップを積極的に構築し、Web3エンターテインメント業界におけるリーディングポジションを確固たるものにしていきます」とリリースで述べている。
DEAは「遊んで稼ぐ(Play to Earn:P2E)」型のGameFi(ゲーム×金融)プラットフォーム「PlayMining(プレイマイニング)」を運営する企業だ。2020年5月からサービス提供しているゲームタイトル「JobTribes(ジョブトライブス)」に加え、2022年には「Cookin’ Burger(クッキンバーガー)」「Dragon Ramen(ドラゴンラーメン)」「Graffiti Racer(グラフィティレーサー)」「Lucky Farmer(ラッキーファーマー)」の4タイトルをローンチしている。なお同社が発行する暗号資産「ディープコイン:DEAPcoin(DEP)」は、海外ではフォビ(Huobi)やゲート(Gate.io)、ビットトレックス(Bittrex)、オーケーエックス(OKX)、エムイーエックスシー(MEXC)などで、また国内取引所ではビットポイントジャパン、オーケーコインジャパン、フォビジャパンで取り扱われている。
またDEAは12月8日、世界最大のDAO(分散型自律組織)型ゲーミングギルド「Yield Guild Games(YGG)」のサブDAOであるイールドギルドゲームスサウスィストアジア(Yield Guild Games Southeast Asia:YGG SEA)との業務提携を発表。この提携で両社は、東南アジア地域におけるGameFiの市場拡大・普及に向けた協業を進めていくとしていた。
LDA Capitalは2018年に設立されたグローバルなオルタナティブ投資グループだ。クロスボーダー取引に精通しており、43カ国の公開・非公開市場の両方において、資本構造全体で250件以上の取引を実施し、取引総額は110億米ドルを超えている。
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参考:Digital Entertainment Asset Pte.Ltd
デザイン:一本寿和
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