web3クリエイタースタジオ「Shibuya」、a16zやパリスヒルトン、伊藤穰一らから資金調達

「Shibuya」、a16zやパリスヒルトン、伊藤穰一らから資金調達

web3クリエイタースタジオ「Shibuya」が、シードラウンドで690万ドル(約9.4億円)資金調達したことを12月8日に発表した。「Shibuya」は、デジタルアーティストのピープルプリーザー(pplpleasr)ことエミリー・ヤン(Emily Yang) が今年初めに設立したスタジオだ。

「Shibuya」は分散化を優先しながらコンテンツを制作しているという。また「Shibuya」はブロックチェーン技術を使用してコンテンツを安全に配信し、収益化する体制をとっているという。

このシードラウンドはa16z cryptoとVariantが主導した。そしてアリババ共同創業者ジョー・ツァイ(Joe Tsai)氏、NBA所属のバスケ選手ケビン・ドゥラント(Kevin Durant)氏、パリス・ヒルトン(Paris Hilton)氏、千葉工業大学の変革センターの所長でベンチャーキャピタリストである伊藤穰一氏らが投資家として参加した。

なお「Shibuya」は今回の資金調達について日本語を交えたアニメーション動画で表現し、投資家らの名前を紹介している。

調達した資金については、新規IPやクリエイターの「Shibuya」への参画、エンジニアリングチームの規模拡大、リードUI/UXデザイナーの採用など、プラットフォームの拡大・成長に活用していく方針だという。

なお「Shibuya」は、3月にオリジナルアニメシリーズ 「ワイトラビット(White Rabbit)」 のチャプター1を発表してスタートしている。

参考:Shibuya
images:iStocks/
デザイン:一本寿命

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この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。