米コインベースにGHSTとLIT上場へ
米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、暗号資産「アーベゴッチ:Aavegotchi(GHST)」及び「リテントリー:Litentry(LIT)」の取り扱い予定を12月6日に発表した。
この2銘柄の取り扱いは、流動性条件が満たされ次第「コインベースドットコム(Coinbase.com:販売所)」及び、同社提供の個人トレーダー向けプラットフォーム「コインベース・エクスチェンジ(CoinbaseExchange)」にて日本時間12月7日2:00(PT:6日9:00)以降に取引開始される予定だ。
取引ペアについては、GHST-USD及びLIT-USDがサポートされることになっており、取引は段階的に開始されるとのこと。
Aavegotchi(GHST)とは
アーベゴッチは、シンガポールのピクセルクラフトスタジオズ(Pixelcraft Studios)が開発したDeFi(分散型金融)対応のNFT収集ゲームだ。アーベゴッチのNFTアバターは、ERC-721規格に基づいており、ユーザーはNFTアバターをレベルアップさせる為に、ネイティブトークンであるGHSTを活用し、ミニゲームやガバナンス、ミートアップなどに参加できる。
なお現在のところGHSTはバイナンス(Binance)やクラーケン(Kraken)、クーコイン(KuCoin)、クリプトドットコム(Crypto.com Exchange)、ゲート(Gate.io)、フォビ(Huobi)、OKXなど多くの暗号資産取引所で取り扱われている。またユニスワップV3(Uniswap V3)などの分散型取引所(DEX)でも取引されている。
またGHSTの時価総額は約64億円となっている(12/6 12:30コインマーケットキャップ調べ)。
Litentry(LIT)とは
リテントリーは、複数のネットワーク間でユーザーIDのリンクを可能にするDID(分散型アイデンティティ)アグリゲーターだ。またリテントリーは、異なるブロックチェーンの相互運用(インターオペラビリティ)を目指すPolkadot(ポルカドット)に対応している。ネイティブトークンであるLITは、ネットワークの支払いや報酬、ステーキングで利用される。
なお現在のところLITはバイナンス(Binance)やクーコイン(KuCoin)、ゲート(Gate.io)など多くの暗号資産取引所で取り扱われている。
またLITの時価総額は約48億円となっている(12/6 12:30コインマーケットキャップ調べ)。
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参考:Coinbase
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