OpenSea、バイナンスのBNBチェーン(BNB)のNFTを年内サポート開始へ

OpenSeaがBNBチェーン基盤のNFTサポート開始へ

NFTマーケットプレイスのオープンシー(OpenSea)が、大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)の独自ブロックチェーン「BNBチェーン(BNB Chain)」に対応することを11月30日に発表した。

これによりユーザーはBNBチェーン上でミント(発行/鋳造)されたNFTをオープンシーで直接売買可能になる予定だ。

今年中に対応予定とのことで、BNBチェーンはオープンシーの新プロトコル「シーポート(Seaport)」に統合されるという。

「シーポート」は今年6月からオープンシーのプロトコルとして採用されており、従来のプロトコルに比べ、ガス代の大幅な削減が可能になっている。またオープンソースのプロトコルとして公開されており、web3セキュリティ企業のオープンツェペリン(OpenZeppelin)とトレイルオブビッツ(Trail of Bits)に監査されている。

なおオープンシーのBNBチェーン対応は、8つ目のクロスチェーン対応になる。現在オープンシーでは7つのブロックチェーンのNFTをサポートしている。

現在の対応ブロックチェーンは「アービトラム(Arbitrum)」、「オプティミズム(Optimism)」、「イーサリアム(Ethereum)」、「ポリゴン(Polygon)」、「クレイトン(Klatyn)」、「ソラナ(Solana)」、「アバランチ(Avalanche)」だ。

またオープンシーは今月6日、クリエイター手数料(ロイヤリティ)の支払いをプログラムで実行する「オペレーターフィルター(Operator-Filter)」の実装を発表している。

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参考:OpenSeaバイナンス
デザイン:一本寿和
images:iStocks/royyimzy・dalebor

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。